世田谷市場まつり開催報告

10月19日（日曜日）、世田谷市場で年に1度の市場開放イベントである市場まつりが行われました。当日は天候にも恵まれ、爽やかな秋晴れの空の下、15,000人もの方が来場されました。
青果や花きの即売コーナーでは地元世田谷産の野菜や切り花等の販売も行われ、両手いっぱいに買い物を楽しまれる方が大勢見られ、まつり終了前に商品が無くなってしまう程、好評でした。
福島県のPRコーナーでは、農産物や牛肉の放射性物質検査の様子などの紹介パネルが展示され、お米の重さ88gを当てるゲーム（当たった方には福島県産米「天のつぶ」をプレゼント）に長蛇の列ができ、真剣にお米を量る人たちの一喜一憂する姿が見られました。
また、食育の取組として、クイズで楽しみながら野菜や果物のことを学べる食育コーナーが設置され、野菜の栄養や食品ロスについての食育教室に多くの人が熱心に参加していました。
11時からは、せり台を使った模擬せりが行われ、せり人の威勢の良いかけ声とともに親子連れなどが元気よく手を挙げて、松茸やレンコンなどの野菜を次々に競り落としていました。
その他にも、各種果物が当たるルーレットくじやダーツゲーム、ステージでの歌謡ショー、東京農業大学の学生による大根踊りや和響太鼓の演奏などが披露され、世田谷市場ならではの充実したメニューで、来場者の方たちは大いにまつりを楽しんでいました。