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築地市場物流動態調査 調査結果報告書 Ⅲ.水産物部搬入車両調査

Ⅲ.水産物部搬入車両調査

本調査は10月26日(金)に販売された水産物を対象に以下の方法により実施した。

  • (1)当日の輸送会社および小揚会社による聞取り調査
  • (2)輸送会社の伝票および卸会社の伝票・販売原票からの集計。
  • (3)聞取り調査の項目は以下のとおり
    • 1)到着時間区分
    • 2)冷蔵(冷凍)車、保冷車区分
    • 3)車両重量区分:4t未満、4t以上~10t未満、10t以上~15t未満、15t以上
    • 4)出発地区分:
区分県名
東京都内 東京
首都圏 神奈川・埼玉・千葉
近郊 山梨・群馬・栃木・茨城
上越等 新潟・長野・富山・石川・福井
東北 東北6県
東海 静岡・愛知・岐阜・三重
近畿 三重を除く近畿6府県
その他 近畿以西・北海道

5)商品区分:鮮魚、大物、冷凍、加工品

1.時間帯

時間帯別車両台数

時間帯台数構成比
~22時 679 36.0%
22~24時 575 30.5%
24~2時 414 22.0%
2~4時 194 10.3%
4時以降 22 1.2%
合計 1,884 100.0%

時間帯別車両台数

通過物時間帯別車両台数

時間帯台数構成比
~22時 236 59.3%
22~24時 79 19.9%
24~2時 56 14.0%
2~4時 14 3.4%
4時以降 14 3.4%
合計 399 100.0%
  • (1)24時までに過半数の車が到着している
    荷降ろしの時間が必要でせりの開始時間に間に合わせるため、24時までには66.5%、2時までには88.5%の車両が到着している。
  • (2)他市場への通過物を積んだ車は到着時間が早い
    他市場への通過物を積載した車両は送り先市場等の販売開始時間の関係もあり、24時までに79.2%が到着している。

2.車両重量

重量区分別車両台数

重量区分台数構成比
~4t 176 9.3
4t~10t 975 51.7
10t~15t 681 36.1
15t以上 53 2.8
合計 1,884 100.0

重量区分別車両台数

  • (1)最多台数は4~10t車
    4~10t車は全体の51.7%。次いで10t~15t車が36.1%で4~10t車との計で全体の9割近い87.9%を占める。
  • (2)商品区分特性
    商品区分毎の車両重量は推定(4t未満車=2t、4~10t車=4t、10~15t車=10t、15t車以上=15tとする)で平均トン数が冷凍=4.9t車、加工品5.7t車、鮮魚=7.4t車、大物8.1t車となり、加工品、冷凍に比べ、鮮魚、大物は相対的に大きい車両で運ばれている。
  • (3)搬入会社特性
    推定(上記同様の算出)平均トン数は小揚会社扱い車両=6.0t車、輸送会社車両=7.3t車と混載率が高いと考えられる輸送会社車両が相対的に大型となっている。
  • (4)発地特性
    北海道からの車両はほぼ全車両が10t車もしくは15t車であり、遠隔地からの車両は輸送効率からも大型が使われていると思われる。

3.出発地

出発地別車両台数

出発地別車両台数

区分台数構成比
東京都内 291 15.4%
首都圏 459 24.4%
近郊 133 7.0%
上越等 79 4.2%
東北 315 16.7%
東海 325 17.3%
近畿 65 3.5%
その他 216 11.5%
合計 1,884 100.0%
  • (1)関東からの車両がほぼ半分
    東京都内、首都圏、近郊を合計すると全車両数の46.8%とほぼ半分を占める。
  • (2)近畿以西からの車両は少ない
    その他方面から北海道をのぞく近畿以西中国四国、九州からの車両は10%以下と少ない。

4.商品分類

商品区分別車両台数

区分台数構成比
鮮魚 644 34.2%
大物 91 4.8%
加工品 1,044 55.4%
冷凍 106 5.6%
合計 1,884 100.0%

商品区分別車両台数

  • (1)全車両数にしめる商品区分毎の構成比は加工品:55.4%、鮮魚:34.2%、冷凍:5.6%、大物:4.8%となり加工品が過半数を占めている。
  • (2)これは搬入商品の重量比とは異なり、特に加工品が少量づつ多くの車両に分散して輸送されていると思われる。

5.保冷・冷凍区分

冷凍・保冷区分別車両台数

区分台数構成比
冷凍 1,082 57.5%
保冷 801 42.5%
合計 1,884 100.0%
  • (1)冷凍車と保冷車の比率は6:4
    冷凍車と保冷車の比率は57.5%:42.5%とほぼ6:4になっている。
  • (2)冷凍化率は大型が大きい
    大物、鮮魚は大型利用が多く、遠距離は近距離にくらべ大型が使われることから大型の方が冷凍化率が高いと推定される。

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