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第2回新市場建設基本問題検討会議事録要旨

平成14年7月11日(木)
築地市場新市場建設室内会議室

(事務局)
第2回目の新市場建設基本問題検討会を始めます。
委員の交代がございましたので、御紹介を申し上げます。

(委員紹介)

(事務局)
今回は市場長からごあいさつを申し上げます。

(市場長)
御案内のとおり、昨年の12月21日に築地市場は豊洲地区へ移転するということを東京都として決定しました。スケジュールとしますと、今年度に基本構想、来年度に基本計画をつくっていきたいと思っております。
新しい市場について、3つ考えております。1つは、流通の変化に対応する市場。2番目、環境に配慮した市場でございます。3番目、付加価値のついた、あるいは賑わいのある、千客万来の市場というものを考えています。
これに関しまして、一部マスコミ等で「新市場はテーマパークだ」というような記事がでましたが、私は、テーマパークをつくろうという気持ちはありません。根幹は市場システムの改革です。そこに付加価値をつけ、骨太の市場にするために、賑わい、千客万来、環境に配慮した市場、そういうものをやっていこうというふうに思っています。そこには流通の変化に対応する市場、21世紀あるいは22世紀にも耐えられるような市場をつくっていきたい。その1つとして、千客万来の市場というものを十分に考えていかなければいけないと思っているわけです。
今のやり方をそのまま持っていけば、単なる場所のシフトだけです。市場が築地から豊洲へ移る。場所のシフトだけではなくて、中身の改革をやっていく必要があると思っております。
今日、御提案しますのは、新しい市場のコンセプトのたたき台ということです。皆様にはご討議をお願いしたいと思います。

(委員長)
本日の議事ですが、1つは「新市場予定地の概要について」、2つ目が「基本構想協議の内容と方向性について」、3つ目が「今後の進め方について」です。

(事務局)
資料1について、説明をします。
まず、豊洲の位置関係です。7つの街区に分かれておりまして、そのうち、5街区、6街区の最先端を除きました部分、それから7街区の全体、これが新市場の予定地です。規模につきまして、5街区が12.3ha、6街区が12.5ha、7街区が12.7ha。あわせて37.5haです。
次に道路関係ですが、幹線道路として晴海通り、環状2号線、それから東西方向で補助315号線があります。晴海通りにつきましては、湾岸につながるというルートが新設されます。さらに、晴海通りの上に首都高速晴海線ができ、豊洲にICができます。環状2号線も汐留から湾岸通りを結ぶ形で新設をされます。それから東西方向ですが、補助315号線が現在の晴海通りから有明を結ぶ形で新設されます。
市場の出入口は、基本的には315号線からの出入りということになります。5街区につきましては2ヵ所。6街区、7街区につきましては、それぞれ315号線から出入口を取ります。このほかに、各街区について、左折イン・左折アウトによりまして環状2号線から直接出入りができるという出入口を、さらに2ヵ所設けます。これらの出入口については、全体の交通計画、あるいは道路構造といったものがありますので、市場として変えられる自由度というのは、さほどありません。この位置を大幅に変えるというのはなかなか難しいと考えております。
こういう形で3つの街区にまたがりますので、各街区をどのように結んで一体化を持たせるかが非常に大きなポイントになります。6街区と7街区につきましては、315号線を高架にしまして、この下を自由に行き来するということを計画しています。5街区と7街区につきましては、環状2号線の先が橋になっている関係から、この交差点からだんだん上がっていく格好になっております。従いまして、敷地の一番南側の位置で、アンダーパスという形で5街区と7街区を結ぶことができます。

(委員長)
新市場予定地の概要についての説明は以上で終わります。

(委員)
出入口については、現行と比べても非常に少ないような感じがしますが、また、内部のルートについてお聞きしたいのですが。

(事務局)
5、6、7街区を結ぶ市場内の幹線ルート、市場内の通路といったものをつくっていく。なおかつ、それが出入口にも直結する。そのような形の敷地内動線はやはり、大変重要な要素だと思います。

(委員)
外部との連絡が、晴海通りと環状2号線だけでは、アクセスが少ないような感じがしているのですが。

(事務局)
渋滞が発生する原因の1つは、市場に入ってきた車が止まってしまうことが一番大きな原因ではないかなと考えております。従いまして、スムーズに出入りができるということがあれば、これで賄えるという考えです。

(委員)
桟橋をつくるという構想があると聞いていますが。

(事務局)
この辺は水深が10mあります。6街区の前あたりに桟橋を設けて、船を直接着ける、それによってトラックを削減するという、いわばモーダルシフトが進むと考えております。

(委員長)
ゾーニングの関係と、内部物流の流れ、これがどうあるべきかということ、その辺のところにも関連が非常に深いというふうに思いますので、また改めて御説明したいと思います。

(事務局)
街区について説明します。東京電力は今、3街区を持っていて、そのまま3街区に残るということです。1、2街区は東京都港湾局です。4街区は鉄鋼埠頭株式会社です。1、2、3、4街区以外がすべて東京ガスというのが現状です。土地区画整理事業で換地処分をした後は、東京電力は3街区に残って開発をする。1、2、4街区と6街区の先端部分については、東京ガスが開発をする。5、6、7街区については、中央卸売市場が買わせていただく予定です。

(委員)
先ほど、5街区の取りつけについて、環状2号線からの出入口で右折できないという形になりますと、むだな動線がふえるのではないか。

(事務局)
基本的には、315号線から入ります。出入口では右折はできませんけれども、交差点で右折をして315号線から入る。あるいはこちら側から入る。
右折ができないのは、出入口の一部だけです。すべてとは言っていません。

(委員)
土壌汚染の問題については、どういうふうに進められているのでしょぅか。

(委員)
土壌汚染については、微生物を活性化させて、分解させるというのを行っております。

(委員長)
土壌汚染の総括的な考え方について、説明します。

(委員)
土壌処理を行っているのは、東京ガスです。
昨年、環境確保条例ができまして、土壌汚染に関しての規制が適用されることになりました。
我々が敷地を購入する際、条例の定められている処理が確かに完了しているかを書類でチェックします。
さらに、区画整理事業の一環として、豊洲半島全体を高潮対策のために全体に2.5m盛り土をします。

(委員長)
それでは次の議題に移らせていただきます。
資料2、資料3について説明をお願いします。

(事務局)
資料2でございますが、「市場づくりにおける地域環境への配慮」ということで、今後約2年をかけて基本計画を作成する予定です。このため、以下の内容は現時点での考え方です。
まず1番にありますように、新市場づくりの基本的考え方は、「流通の変化に対応する市場」「環境に配慮した市場」「千客万来の市場」です。ここでは特に「環境に配慮した市場」の部分について書いてあります。
この中身につきましては、業界の皆さんと検討、あるいは関係機関などと協議・検討を重ねて具体化をしていきます。しかしながら、豊洲地区では、地権者によるまちづくりの計画が既に進んでいるということと、豊晴整備計画等の既定の計画があることを十分ご理解いただきたいと思います。
3番目の基本的な市場のつくり方ですが、街づくりに配慮したゾーニングの考え方として3つ記載しております。市場の景観が豊洲埠頭のイメージを左右することを考慮して、「景観ゾーン」というふうに書いてある部分は、特に景観に配慮する、という趣旨です。
「賑わいゾーン」ですけれども、物販、飲食、オフィス等の商業・業務機能を集約配置をして、市場と周辺の街区とか一体となった賑わいの街づくりに貢献をするようなものを置いていきたいと考えております。
「流通ゾーン」は、市場の機能を最大限に発揮できるようなことを最優先をした使い方ができるだろうと考えております。
卸売場、仲卸売場、買荷保管所・積み込み等の基幹施設は温度管理可能な構造として、取り引きと物流を建物内で完結させて、場内物流車両の大幅削減等の対策及び環境対策を行うことで、周辺への影響の低減に努める。
交通対策ということで4点あります。専用出入口の設置や場内案内、出口誘導等の場内交通情報システムの導入を検討して、入出場車両のスムーズな運行を確保したい。場内の車両対策に関しましては、十分な駐車場及び駐輪場を確保して、場外での駐車を発生させない。また、5、6、7街区間の移動には、専用通路を設けて処理をするということです。
卸・仲卸売場、荷おろし・荷積みバースを一体的に配置をして、荷の受け入れ、積み込み、搬出などの物流は基本的に施設内で完結させるという考え方を検討していくということになります。
小型の運搬車の場外走行は禁止をせざるを得ないと思います。
場内物流に関しては、自動搬送設備でありますとか、自動仕分け設備などの機械化、それから人手で行う場内搬送についても、できる限り効率化を図って、場内搬送車両の大幅削減を目指します。
景観の配慮ですが、6街区の区画道路に面して市場出入口は設けない。
外周部分については、緑地帯を配置して緩衝帯を設置するという考え方です。
先ほど、新市場建設予定地の面積は37.5haと説明がありましたが、その外に緑地と港湾がありまして、緑地そのものは市場用地です。市場用地が37.5haという意味ではありません。新市場建設予定地の外に緑地を十分とってありますので、37.5haの中には基本的には緑地はとらない。
桟橋の構造は、埋立護岸、あるいは張り出す構造で約300mを設定しております。
5、6、7街区の交差点の側の「ゆりかもめ」豊洲「1」駅からは、オープンデッキで入れるように整備する。
防災、非常用へリポート、耐震性のある施設にするのはもちろんでございますし、見学者通路も設置します。
廃棄物対策については、さらに可能な限り廃棄物の再資源化に取り組んで、ごみの搬出を大幅に削減する。なお、臭気、防鳥対策についてもあわせて講じていく必要があると考えております。
騒音・排気ガス対策については、場内搬送車両の低騒音化を実現をする必要がありますし、場内の速度規制を、厳しく考えていく必要があると思っております。
ターレ等の小型運搬車両の低公害化ということで、低公害車の使用を義務づけることになると思っています。
賑わい施設の集約配置は、国内及び世界各地からさまざまな買い物客、観光客を含めて、多様な来街者を迎えて賑わいを創出する。そのことによって、豊洲地区の街づくりに貢献するように考えております。また、賑わい施設の集約配置については、新しいタイプの千客万来ゾーンというのを構想していきたい。
今の部分を含めて、これからの検討会で皆さん方と御協議をしていく中身についてまとめたのが、資料3の「新市場づくりの検討項目」です。
「新市場の基本コンセプト」は、東京の新たな食の拠点を目指すということです。一番重要な流通の変化に対応する市場として、まず首都圏3,300万人の基幹市場であるということと、それにあわせて都民の台所、食関連産業のインフラストラクチャーでもある。何よりも買出人、出荷者の皆さんの期待にこたえられる市場にすることが、極めて重要であるということで、ローコスト・オペレーションほか3点出しています。
それから、公設の卸売市場として、食の安全と安心、健康と豊かさを提供する市場づくり、これが極めて大きな柱になると考えております。IT化やグローバル化など、将来の流通変化にも柔軟に対応できるような市場のつくり方をする。それに加えて、環境に配慮した市場づくりを目指す。それと、「千客万来の市場」というコンセプトを入れていく、というふうに考えております。これらをあわせて、右に出ておりますように、消費と流通の変化への対応、都民と消費者に開かれた市場づくり、地域の街づくりと環境への配慮、これを達成していく。これを基本コンセプトというふうに私どもは考えております。
次に「新市場づくりのための検討項目」ということで、全体で17事項挙げております。
まず、検討事項がありまして、それぞれの検討事項について、都としての方向性をお示ししております。この方向性について、皆さん方と検討をしていくために、検討項目を想定しています。
一番上が、市場の取扱規模と部門構成です。取扱規模については、施設計画の基礎となる取扱量は、市場内で荷さばきする実際の物流量。これまでは卸売業者の取扱量をもって、市場の取扱規模としていたわけです。したがって、そこから敷地面積、卸売場面積が、農水省基準で計算すると出てきてしまうという考え方でしたけれども、これからは実際の物流量にするという考え方を示しています。具体的には、卸さんの取扱量を基本に、仲卸の直荷引き、あるいは他市場向けの集散品等の荷扱い量を含めて考えていくという考え方を出しております。
特に議論したいのは、商物分離がどれほど進んでいくのか。卸さんの取扱量としては上がっているけれども、現物としては入ってこないものがどれくらいか。そういうものはハードウエアとしてはカウントしない。それから逆に、基幹市場への荷の集中、あるいは買出人の方の市場回帰などによって物流量が増える要素があるかなどの点です。
次に部門構成のあり方ですが、市場づくりの基本となる部門構成については、加工・配送部門をきちんと設ける必要があるとか、賑わいを創出するための千客万来の部門とか、新しい要素を含めて多角的に検討をしていきたい。具体的には、従来型の水産・青果・関連という業種別の部門構成でいいのか。そうではなくて、小口対応部門、量販対応部門、消費者対応部門というほうがいいのかということです。

先ほどの資料でも、ゾーニングとしては景観ゾーン、流通ゾーン、賑わいゾーンというふうに設定していますか、問題はこの流通と賑わいゾーンの中の5、6、7街区を、部門構成のあり方等を十分議論して、具体的にどう配分をするかという話になると思います。
次に「動線・駐車場、物流・情報システムの構築」ですが、出入口の位置、構造は先ほど説明したとおりです。市場の出入口にゲートを設けて、入場車両のチェック、駐車場所への誘導・案内を行う方式といった、新しいやり方を検討したいと考えております。駐車場の整備と管理運用は、荷積み、荷おろしは専用の搬入・搬出バースで行って、駐車場では行わないという考え方です。
物流システムですが、ランニングコストとの関係がありますが、基本的には温度管理された建物の中で完結させます。
桟橋の設置です。この中では桟橋の利用見込み。これについては、皆さん方の見通しをお示しをいただきたいたいと思っております。
情報インフラの整備については、2点あります。検討の方向性ですが、まずネットワークの構築、情報機器の増加に対応できるように、情報基盤を整備する。これは、今の築地は十分な電力の供給能力を持っていないという、致命的な欠陥を持っておりますから、少なくともそういう基礎的な条件は整備するとしております。もう一つの方ですけれども、市場業者による共同ネットワークの構築や、民間の電気通信事業者による事業展開が可能となるように、市場施設の使用制限の緩和等について検討していく。これは、皆さん方が必要に応じて使えるように、十分なサポートをしていきましょうというのが、基本的な考え方です。
次に安全・衛生・環境対策です。食品の安全性の確保ですけれども、これも生産方法や品質表示に豊洲独自の基準を設けて、それを新しいブランドとして提供していく。そういう積極的な対応をお願いをしたい。衛生管理の確立は、特に卸・仲卸売場、搬入・搬出バースは温度管理が可能な構造とするというふうに、私どもは考えておりますが、衛生対策の実施に要するコスト負担もありますから、実現可能な案をつくっていく必要があると思っております。具体的には、「衛生的な食品の取扱基準等の検討」ということで、特に国際基準、あるいはHACCP等をどこまでやるのかについては、現実的にどこまでそれが達成できるかを考えていく必要があると思います。
それから、「千客万来の市場づくり」です。これは2つに分けて考えたいと思います。まず「千客万来」と言った場合に、買出人、生産者、出荷者、流通業者、この方々で賑わう市場づくりを目指すというのが、1つです。そこが賑わってなくて、都民と消費者だけで賑わっていてもいかがなものかというふうに考えております。それがあって、プラスαとして消費者等で賑わうのもあるというふうに考えております。行くと常に新しいものが発見できるような仕掛けを、卸売場・仲卸売場がどうつくるかというあたりが、極めて重要だと思っております。
加えまして、内外を含めたマーケット情報を、手に入れられるような仕掛けをどうつくっていくか。場合によっては、生産者、加工者、輸入御者さんにアンテナショップとしてお貸しをするようなことも含めて、考えることがあってもいいのではないかというふうに思っております。
「地域に貢献する千客万来ゾーン」については、市場の特色を生かした、さまざまな食関連業者の店舗、料理教室や、見学者・消費者のための施設を集約する千客万来ゾーン、という考え方を入れております。ただ、「市場の消費者・見学者対応の考え方」ですが、どこまで市場施設を開放するのかという検討が必要だと思います。具体的には、千客万来ゾーンでしか売らないというふうに考えるのか、仲卸売場を開放するのかということです。
「流通の変化に対応した卸・仲卸業者の機能と売場等施設の検討」ということで、まず、卸、仲卸の将来のあり方ということで、中小小売飲食店や大口需要者など、多様なニーズにこたえていけるような卸、仲卸の取引・物流・決済システムのあり方やリテール・サポートの充実について、研究していく必要があるということです。それから、卸・仲卸業者の経営規模、業者数については、取引・物流の効率化という観点で、加工・仕分け・保管機能の充実や衛生基準への対応という、新しい時代への対応をしなければいけないということです。卸・仲卸業者の経営規模、業者数については、そのあり方を検討していくというふうに考えております。卸、仲卸の売場の施設のあり方ですけれど、取扱品目や顧客の業態、取引形態が多様化をしておりますから、卸売場・仲卸売場も多様化せざるを得ないと思っております。
最後に「整備手法、市場施設の利用及び使用料のあり方」です。これは整備手法の多様化で、民活型土地利用システムというのがあります。具体的には、冷蔵庫・保管施設群、加工・配送センター群、通勤車両用立体駐車場などについては、東京都が造って提供するという考え方ではなくて、東京都が皆様方に施設をつくる土地をお貸しして、代わりに土地使用料を支払っていただくという考え方です。これは、現時点では、市場業者しかできないシステムになっていますから、場合によっては外部の方の資本を使ってやれるようなことを含めて考えていきたいというのが、民活手法の導入ということです。
また、施設利用形態の多様化と使用料のあり方についても、討議をさせていただきます。使用料体系の見直しについては、出入口にゲートを作って、そこで市場入場料を徴収するという考え方もあるわけです。

(委員長)
これからの検討会の進め方について説明をいたします。

(事務局)
基本コンセプトについては、いろいろ御意見もあるかと思います。まず、東京都の提案した17項目のうち、環境配慮等について、3回程度やらせていただきたいと思います。それをその次の会でまとめまして、基本コンセプトと取扱数量の合意をつくりたいと思っております。その後、意見の分かれる部分については具体的に検討を進めて、集中的に議論をする、というふうに考えております。
その後は、必要に応じて部会をつくりながら、テーマ別の各論の下部討議について十分集中的に議論、検討をさせていただきたい。
一番難しいのが、部門構成のあり方とゾーニングを最終的にどう扱うかということです。これは基本構想として、ある程度取りまとめをしないといけませんので、最後に取りまとめていきたいと思います。ただ、最後に行ったのでは多分、イメージはわかないと思いますので、途中で大体のゾーニングの考え方を幾つか先にお示しをしておきたい。その後、物流から見たらどうなのか、取引から見たらどうかということで各論になって、最後にゾーニングという流れで取りまとめたい。

最後が基本構想のまとめ、こういうふうに考えております。

(委員)
終了時間を大体決めていただけませんか。

(事務局)
平均2時間で、場合によっては3時間かかるかと思います。
検討会の進め方ですが、個々のテーマを東京都の方から問題提起させていただいて、それを持って帰っていただいて、それぞれの検討機関で検討していただく。その検討の結果をお示しいただいて、その意見の調整をもう1回行う。だからこの場だけで議論をすればいいとは思っておりません。

(委員長)
協議会の委員と常に意見交換をていただきたいと思います。

(委員)
流通ゾーンというのは、経済行為をやり、かつ物を売るというゾーンですから、市場の活性化をするという上では、賑わいは、情報の交換とか、または体験をするとか、そういう部分で融合性が図れるのかなと思うのですが。

(委員長)
1つは、食に関する情報の発信基地。それからもう一つは、地域に対して、地域活性化という意味で貢献。

(委員)
例えばこの会議だけで全部まとめるとなったら、かなり大変だと思うので、テーマを出して専門部会で議論するという形を、取り入れたらと思うのですが。

(委員長)
私の方からお願いでございますけれども、ここでの議論は、それぞれの団体に持ち帰っていただいて、団体の中で議論をして、その成果を還元していただきたいと思っております。
これで閉会とさせていただきます。

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