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中央卸売市場会計

1.財政状況

市場事業は、地方公営企業法の財務規定等の一部適用事業として、独立採算を原則に運営している。中央卸売市場では、これまで、生鮮食料品の需要の増大と社会環境の変化等に対応するため、新市場の建設や、既存市場の整備などに毎年度多額の投資を行ってきた。その結果、施設の維持管理経費や減価償却費、企業債利息などの経費が著しく増大したが、一方で、市場の主たる収入である使用料については、物価対策上の配慮から昭和32年以来、18年も据え置かれた時代もあり、費用を償うに足りる収益を得ることができないまま経営されてきた。
こうしたことから、市場の財政収支は、旧江東市場の土地売却があった昭和59年度を除き昭和46年度から昭和62年度まで赤字が続いた。昭和63年度に旧神田市場等の跡地売却により、昭和63年度から平成6年度まで黒字となったが、営業費用の増加と受取利息の低下などにより、平成7年度に再び赤字となり、それ以後、赤字幅が拡大した。
このため、今後の施設整備財源を確保し、市場財政の健全化を図るため、経費節減等経営努力を徹底するとともに、平成12年4月に16%(12年度8%、13年度14%、14年度16%の段階的実施)の使用料改定、平成26年4月に消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う使用料改定を行った。こうした取組により、平成12年度から平成26年度にかけて、特別損失の生じた平成16年度、平成19年度及び平成26年度を除き、黒字で推移している。
財政収支の改善のため、これまでも市場使用料の定期的な見直しを行っているものの、市場のいわゆる「本業収支」である営業収支は一貫して赤字であることから、抜本的な体質の転換が必要となっている。

2.平成27年度予算概要

中央卸売市場は、都民の日常生活に不可欠な生鮮食料品等の円滑な流通と安定した供給を確保するため重要な役割を担っている。このため、平成27年度予算においても限られた財源を重点的、効率的に配分して市場の抱える重要課題に対応できるものとした。
支出予算の総額は、2,701億3千8百万円で、平成26年度に比べ290.0%、金額で2,008億7千8百万円の増加となっている。
収益的収入と資本的収入の合計額は、2,312億9千2百万円となっており、収入と支出の差し引きでは388億4千6百万円の支出超過となっている。

ア.収益的収支

収入としては、営業収益が160億3千7百万余円で、内訳は、売上高割使用料が33億3千5百万余円、施設使用料が85億2千5百万余円となっている。
営業外収益は、50億4百万余円で、内訳は、受取利息等が15億6千1百万余円、一般会計補助金が34億4千3百万円となっている。
これら営業収益、営業外収益を合わせた収益的収入の合計は、210億4千2百万円である。
支出については、市場事業費の総額が231億5千4百万円で、そのうち、営業費用が213億3千3百万余円である。
営業費用のうち、人件費及び一般管理等に要する経費である管理費が154億8千4百万余円、業務の指導・監督及び生鮮食料品の統計資料作成等の経費である業務費については、1億6千4百万余円である。
減価償却費、資産減耗費は、固定資産の減価償却及び除却損等を計上し、56億8千3百万余円である。
営業外費用は、18億1千9百万余円であり、このうち、生鮮食料品の流通の安定及び消費者への食生活情報の提供等に要する経費である生鮮食料品流通対策費が、15億6千4百万余円となっている。
支払利息及企業債取扱諸費は、2億6百万余円で、その他、繰延勘定償却、消費税及地方消費税、雑支出を計上した。

イ.資本的収支

収入は、企業債が1,836億3千3百万円、国庫補助金が228億2千4百万円、その他資本的収入が37億9千3百万円で、合わせて2,102億5千万円となっている。
支出は、市場施設の整備等に要する経費であり、総額は2,469億8千4百万円である。
このうち、建設改良費は2,296億8千6百万余円であり、内訳は施設拡張費が2,223億6千3百万余円、施設改良費及び工器具・備品等の購入に充てる資産購入費が合計で16億5千3百万余円、長期間の建設事業に係る企業債利息並びに手数料及び取扱に要する経費である建設利息は56億6千9百万余円である。
施設整備については、後述のとおり、平成24年1月に策定した「第9次東京都卸売市場整備計画」に基づいて進めているところであり、今年度予算で計上した市場別の主な施設整備内容は以下のとおりである。

市場名内容
豊洲市場 市場施設建設工事
築地市場 水産物部仲卸売場等構造補強工事
食肉市場 災害対策用発電機設置工事
大田市場 災害対策用発電機設置工事
豊島市場 下水道管改修工事
淀橋市場 卸売場2階ロックウール落下防止工事
足立市場 第1変電室受変電設備改修工事
板橋市場 花き棟エレベーター改修工事
世田谷市場 中央棟屋根改修工事
北足立市場 青果仲卸低温倉庫冷凍設備更新工事
多摩ニュータウン市場 管理棟エレベーター改修工事
葛西市場 花き棟直流電源装置更新工事

その他、企業債元金の平成27年度償還分である企業債償還金等が145億6千3百万余円、投資が27億3千4百万余円である。

3.平成27年度中央卸売市場会計予算総括表

(単位:千円)

科目27年度
当初予定額
26年度
当初予定額
増(△)減




収入 営業収益 売上高割使用料 3,335,050 3,106,162 228,888
施設使用料 8,525,950 8,535,838 △9,888
雑収益 4,176,946 3,692,718 484,228
16,037,946 15,334,718 703,228
営業外収益 一般会計補助金 3,443,000 2,475,000 968,000
受取利息その他 1,561,054 1,341,282 219,772
5,004,054 3,816,282 1,187,772
特別利益 0 1,146,000 △1,146,000
合計 21,042,000 20,297,000 745,000
支 出 営業費用 管理費 15,484,855 12,804,379 2,680,476
業務費 164,348 175,856 △11,508
減価償却費等 5,683,893 5,611,988 71,905
21,333,096 18,592,223 2,740,873
営業外費用 生鮮食料品流通対策費 1,564,945 764,003 800,942
支払利息及企業債取扱諸費 206,929 229,220 △22,291
繰延勘定償却等 48,030 175,109 △127,079
1,819,904 1,168,332 651,572
予備費 1,000 1,000 0
特別損失 0 3,108,445 △3,108,445
合計 23,154,000 22,870,000 284,000
収支差引額 △2,112,000 △2,573,000 461,000




収入 企業債 183,633,000 28,652,000 154,981,000
一般会計出資金 0 0 0
国庫補助金 22,824,000 3,101,000 19,723,000
その他資本収入 3,793,000 1,993,000 1,800,000
210,250,000 33,746,000 176,504,000
支出 建設改良費 229,686,399 42,147,457 187,538,942
企業債償還金 14,554,000 3,226,000 11,328,000
投資 2,734,058 1,007,000 1,727,058
国庫補助金返納金等 9,543 9,543 0
246,984,000 46,390,000 200,594,000
収支差引額 △36,734,000 △12,644,000 △24,090,000

(注)資本的収入が、資本的支出に対し不足する額は、〔損益勘定留保資金その他〕をもって補てんする。

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