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築地市場「こどもいちば教室」を開催しました!

平成25年9月 2日
東京都中央卸売市場

平成25年8月20日(火)、築地市場において「こどもいちば教室」を開催しました。「こどもいちば教室」は、市場内の見学や調理体験を通じて、市場のしくみや役割、食の安全について学ぶ食育事業の一環として、講師の方をはじめとした様々な業界の方の協力のもと行っております。今年度3回目の開催となるこのイベントは、今回も多くの方からご応募があり、その中から抽選で13組26名の親子の方にご参加いただきました。

「こどもいちば教室」の開催趣旨の説明と、ビデオによる市場の紹介の後、早速場内の見学案内がはじまりました。最初に向かった青果部では、桃やブドウやメロンなどの果物がたくさん並んでおり、子供たちは爽やかな香りを感じながら、せりの方法や価格を決めるしくみを学びました。

次に向かった水産物部のせり場では、普段あまり見ることのないハモなどの魚を前に、子供たちは少し恐がりながらも、興味津々の様子でカメラを向けていました。また、実際にせりが行われているせり台にのぼって、本番さながらに指で金額を示す動作を真似ていました。その後、市場を一望できる勝どき門駐車場の屋上で上がって記念撮影をしたりと、盛りだくさんの内容で見学は終了しました。

初めてのハモ

展望

見学の後は、かまぼこ作り体験です。始めに、職人さんのデモンストレーションがあり、華麗な職人技に歓声が沸きました。お手本を真似て実際に挑戦してみると、思った以上に難しく、大人も子供も悪戦苦闘しながら、自分だけのかまぼこを作っていました。さらに、かまぼこを蒸している間、親子の目の前でマグロの解体も披露されました。職人さんが間近でマグロを捌く光景はとても迫力があり、子供たちだけでなくお父さんお母さんも目を輝かせて、その技に見入っていました。

そして、待ちに待った試食の時間!親子は、一緒に作ったかまぼこや、目の前で捌かれたマグロの刺身、しじみの味噌汁に舌鼓を打ちました。新鮮なお刺身を前に「何杯も食べられる!」と、ご飯をたくさんおかわりする子供たちの姿が印象的でした。一日を通じて、市場や食に対する関心と親子の絆の両方が深まり、お腹も心も満たされたところで、今回の「こどもいちば教室」は終了しました。

かまぼこ

マグロ

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