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平成25年度被災産地支援研修会第二弾!いわき市地方卸売市場小名浜魚市場を東京都中央卸売市場の水産物部関係者が視察しました

平成25年11月28日
東京都中央卸売市場

11月13日、東京都中央卸売市場は被災産地支援研修会を福島県いわき市で行い、築地市場、大田市場及び足立市場の水産物部小売業者を中心とした市場関係者62名が参加しました。

福島県では、平成23年の東日本大震災及び東京電力(株)福島第一原子力発電所事故の影響により、現在沿岸での操業は「試験操業」を除き全て自粛しています。東京都中央卸売市場では、現地での検査体制の視察や漁協関係者等との意見交換などを通じて、安全・安心の取組みを実際に見聞きすることで、風評被害の解消に繋げるとともに、出荷関係者への支援を目的とした研修会を実施しました。

築地市場に集合した参加者は、バスの中で放射性物質に関するDVDを視聴しながら、福島県いわき市にあるいわき市地方卸売市場小名浜魚市場に向かいました。

築地市場から出発

築地市場から出発

小名浜魚市場では福島県における海産魚介類モニタリング検査の結果の概要やいわき地区における試験操業の取組み、いわき市における風評対策などについて説明を受けました。

福島県水産試験場の漁業環境部長からは、海産魚介類のモニタリング結果について、毎週150検体の検査を行い、その結果は翌日にはホームページ等に掲載されていること、震災直後は検体の50%が基準値(100ベクレル)を超えていたが現在は5%以下であること、モニタリング検査の結果、魚種や海域による傾向が分かっていることなどが説明されました。

モニタリング結果の説明

モニタリング結果の説明

また、いわき市漁業協同組合信用担当理事からは、試験操業について、モニタリング検査の結果から安全な魚種及び海域に限定して試験的に操業・販売していることなどが説明されました。

説明のあと意見交換が行われ、参加者からは「現地での真剣で積極的な取組が理解できた。」、「小名浜の魚は常磐ものと言われ上物である。出荷を待っている。」、「被災産地の水産物を自信を持って販売したい。」といった声がでました。福島県からは「安全性には十分配慮したものなので、水産物そのものを正当に評価してほしい。」との声が聞かれました。

説明に聞き入る参加者

説明に聞き入る参加者

漁港の復旧状況を視察

漁港の復旧状況を視察

その後、小名浜港の復旧状況や漁協の検査室を視察しました。この日はちょうど秋刀魚船が入港しており、水揚げされた秋刀魚が自主検査にかけられるところが視察できました。

帰路のバスの中では、研修会の成果や意見をアンケート用紙に記入するなど、意義ある一日となりました。

漁港の復旧状況を視察

放射能検査所を視察

水揚げされた秋刀魚

水揚げされた秋刀魚

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