牛肉の放射性物質検査を開始します
平成23年12月 5日
東京都中央卸売市場
東京都では、牛肉の安全性に対する都民の不安を払拭するため、食肉市場の関係業界とも連携し検査体制の構築に努めてきました。
このたび、東京都中央卸売市場食肉市場における検査体制が整い、都としての放射性物質検査を開始することになりましたので、お知らせいたします。
記
1.検査開始日
12月7日(水曜日)から一部検査を開始し、1月からは都による全頭検査に移行する予定です。
注)都立芝浦と場でと畜された牛は、すでに民間検査機関による全頭検査が行われておりますが、12月7日からはその一部(岩手・宮城・福島・栃木の被災4県を中心に1日50頭程度)を都が検査し、残りの全頭を民間検査機関が検査します。
2.検査対象
都立芝浦と場でと畜した牛の肉
3.検査実施体制
中央卸売市場、福祉保健局、食肉市場の関係業界が協力して、検査を実施します。
4.検査方法
食肉市場内の検査施設で、オートガンマカウンター※1によるスクリーニング検査を実施します。スクリーニング検査で250Bq(ベクレル)/kg(厚生労働省の通知で示されているスクリーニングレベル)を超えたものは、東京都健康安全研究センターで、ゲルマニウム半導体検出器※2による確定検査を実施します。(別紙1参照)
5.その他
- 検査の結果、暫定規制値以下の牛肉については、東京都中央卸売市場が検査結果数値を記載した「牛肉安全確認証」(別紙2参照)を発行します。
なお、検査結果については、東京都ホームページで公表します。(12月8日から掲載予定)
(検査結果について) - 暫定規制値を超えた牛肉については、東京都福祉保健局が食品衛生法違反として、都民にお知らせするとともに、販売中止等の措置をとります。
- 東京都中央卸売市場では、小売店等にポスター(別紙3参照)等を配布・掲示し、都民へ「芝浦と場の牛肉の安全性」をお伝えしていきます。あわせて、東京都ホームページにおいて、牛の放射性物質検査体制や芝浦と場でと畜された牛であることを個体識別番号から確認する方法などを紹介します。(12月7日から掲載予定)
(全頭検査について)
お問い合わせ
<全体に関すること>
中央卸売市場管理部市場政策課
電話:03-5320-5727
<検査方法に関すること>
福祉保健局健康安全部食品監視課
電話:03-5320-4413