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大田区上池台「洗足池 魚長」

仕入れも接客も、すべては人と人の信頼関係。三世代に愛される地域密着店。

家族構成や魚の好みを常にインプット

創業80余年。閑静な住宅街に店舗を構える「洗足池 魚長」は、この地で55年にわたって地域の方々に新鮮な魚介類を提供し続けている。
「お客さんによっては、三世代にわたってお付き合いさせていただいていますね」
こう語るのは三代目店主の平林久一郎さん。代が変わってもお付き合いが続いている理由を尋ねたところ、「やっぱり信頼ですよね」と答えが返ってきた。
「できるだけお声がけをして、常にコミュニケーションを取るようにしています。例えば、お子さんやお孫さんのご入学祝いのご注文があると、その場で『おめでとうございます』とお話して、再度ご来店されたときに『小学校はどうですか?』と近況を伺っています」
そういった会話をもとに家族構成や魚の好みを把握し、常に頭の中にインプットしておくことで、的を得たおすすめの仕方ができる。これが平林さんの言う信頼につながっているのだろう。

画像:東急池上線・洗足池駅から徒歩10分ほどの住宅街に立つ

東急池上線・洗足池駅から徒歩10分ほどの住宅街に立つ

仕入れはお互いの信頼関係で成り立っている

「いつでも、納得がいくだけの魚種が揃いますし、納得がいくだけの品質のものが手に入る」
市場から品物を仕入れるのには、こういったメリットを感じているという。
「市場にも長い歴史があるぶん、長い付き合いのところがあります。自分が産地まで行って魚を調べるわけにはいかないので、お互いの信頼関係のもとで仕入れをしています」
自らの歴史や看板を汚すようなことはしない。人と人の強固なつながりは、取り扱う品物の安心・安全を裏付ける印といえる。

画像:三代目の平林久一郎さん

三代目の平林久一郎さん

さりげない接客が心地いい

「魚長」では、鮮魚のほか、ちらし寿司やうな重といった調理品やお惣菜も販売している。また、自家製の西京漬けは雑誌などで紹介されるほどの逸品。漬け味噌は酒粕と江戸味噌、京都から取り寄せてる西京味噌を平林さんが独自にブレンドしているという。調合の割合はもちろん秘密だ。
「よそのと比べて甘くないんですよね。親戚や友人に言われて買ってみたんですけど、関東の有名なところの西京漬けは甘めみたいですね」とは奥さんの言葉だ。
接客で心がけていることはあるかと奥さんにも尋ねてみた。
「お客さんの様子をよく見て、話したい雰囲気だったらお声がけしています。個人商店なので親しみやすさは売りにしていますが、しつこすぎてもよくないかなと思います」
おそらく、押したり引いたりの見極めが絶妙なのだろう。
実際、こちらから伺わずとも、西京漬けを焦がさずにおいしく焼く方法のひとつを指南してもらった。
まずは西京漬けをアルミホイルに包んでグリルで火を通し、仕上げにホイルを開いて両面に焼き目をつけるのだそう。
これには思わず買ってみようかなという気持ちにさせられた。おいしい食べ方をもっと教えてもらいたい。そう思わせる魅力が同店の歴史を一日、また一日とつくり上げているのかもしれない。

画像:人気の西京漬けは定番の銀だらや鮭のほか、ホタテなども用意

人気の西京漬けは定番の銀だらや鮭のほか、ホタテなども用意

画像:平林さんと奥さんが明るい笑顔で迎えてくれる

平林さんと奥さんが明るい笑顔で迎えてくれる

データ

洗足池 魚長
〒145-0064 東京都大田区上池台2-7-8
TEL:03-3729-9321 FAX:03-3729-9321
営業時間:10:00~19:30
休業日:日曜日

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