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東大和市桜ヶ丘「宝行生花」

花の存在感を伝えたい

米軍跡地の"花畑"

東京都下の東大和市、西武拝島線玉川上水駅の駅近くに宝行生花は店を構える。店長の宝田和由さんの父親がかつて西新井で花き店を営んでおり、現店舗の近くの霊園に花を納入していたが、西新井からではアクセスも悪く、霊園からの強い希望もあり、昭和36年にこの地に店を構えた。駅一帯はかつての米軍大和空軍基地で、返還された後に高層マンションなどが立ち並ぶようになった。宝行生花の主な客層は霊園への墓参者、近隣住民の仏花やギフト、そして近くの国立音大の演奏会用の花束などである。
宝田さんの他、ご両親も現役で店を支える。母親は日本フラワーデザイナー協会の本部講師でもあり、東京都の技能検定委員も勤める。スタッフはその他宝田さんの妹と姪。家族で営む街のお花屋さんだ。

玉川上水駅を降りてすぐの店舗

玉川上水駅を降りてすぐの店舗

市場で培われた感覚

宝田さんは店に入る前、多摩生花市場で修行していた。そこで天気や気温との花の咲き具合や入荷具合など、市場ならではの感覚を培った。今でも新人のころ見た昔の花屋さんたちの花の扱い方の見事さが印象に残っている。彼らは大量の花を運搬する際、少々手荒に見える手さばきで扱っても、花びら一枚傷つけないのだった。マニュアルにはない感覚で覚える技量。そうした技を宝田さんは市場で体を通して習得していった。普通の花き店に勤めただけではそういう機会に会うのは難しいだろうと話す。
今でも毎日のように大田市場に出向く。昔は競りで仕入れていた花も、今では相対が多くなったが、それでも全入荷量の一定割合をセリにかけることが義務付けられている。セリの方が需給相場の変化や品に対する自分の感覚や世間のニーズなどが敏感に反応するので、残すべきシステムだと宝田さんは考えている。

「花にも器量がある」と話す店主の宝田さん

「花にも器量がある」と話す店主の宝田さん

主役の花と脇役の花

長年市場とお店で花を見てきた宝田さん。最近になって市場で人気の品種とお店で売れ筋になるサイクルがつかめるようになったという。例えば赤いバラといえば、以前はローテローザが主流だったが、少し前により花もちのいいサムライという品種が注目されるようになりいち早く目をつけた。読みが当たり、今ではローテローザを上回る人気となった。長年花を手掛けてきた宝田さんに、あらためて花の魅力を問うてみた。「やはり花の存在感ではないでしょうか」。どんな風景でも花があればその場に溶け込み、そして際立たせる。また主役の花もあり、脇役の花もある。それらを花束にして、手にする人が笑顔になったときは格別だ。「花の存在感を、お客さまと共有できるって本当に素晴らしいと思います」。殺風景な米軍跡地に多くの人々が住み着いたこの街を、これからも彩っていくことだろう。

人気のバラ「サムライ」

人気のバラ「サムライ」

「花の存在感を、お客さまに伝えていきたい」と宝田さん

「花の存在感を、お客さまに伝えていきたい」と宝田さん

データ

宝行生花
〒207-0022 東京都東大和市桜が丘4-43-12【地図】
TEL:042-565-1235 FAX:042-565-2002
営業時間:9:00~19:00
休業日:木曜日

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