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江戸川区一之江「フローリストヤマイチ」

花は毎日の生活に必要なもの

商品であり、アートでもあり

江戸川区、一之江に3店舗を構えるフローリストヤマイチ。社長である岩楯義雄さんの実家は都内に16店舗をもつスーパーで、岩楯さんも一度実家のスーパーに就職した。しかし花に可能性を見出し、渡米して花き栽培を学んだ。帰国後花の販売を一生の仕事にしようと独立して創業。以来30余年になる。
現在従業員は大半が女性だ。言うまでもなく全員花好き。どんなに疲れていても、具合が悪くても、花を見ると元気になる。花はそれだけのパワーとエネルギーを感じると本店の店長が語っていた。花のプロとして全員フラワーアレンジメントの技術を身に付けている。同じ花でも一輪一輪表情が違う。商品ではあるが、感性から創造するアートでもあるのだ。ただし、自分の作品を提供する、という気持ちは禁物で、あくまでお客さまが求めるものを作るのがプロというのがお店の考え方だ。

画像:「江戸川区優良まちなみ賞」を受賞した店舗

「江戸川区優良まちなみ賞」を受賞した店舗

安定した市場にあって

大きな体に似合わず岩楯さんも花好き。早朝3時から市場との間をトラックで2往復する生活を毎日のように送っている。売れ残るかもしれないというプレッシャーもあり心身共に困憊することもある。それでも花を見れば癒されてしまう。「薄利多売なら自分が無理をしてしまいます。でも少しでもいいものをお届けしたいという根本的な目的があります」その信念を貫くため、フローリストヤマイチでは市場を通した国産の品のみを扱っている。
現在花の市場は安定していると岩楯さんは分析している。生産者も手間隙かけて花を育てている。価格が下がるということは誰かが損をしているということだ。市場がつけた値段は誰もが納得した価格であり、市場を通すことは極めて合理的なメカニズムだと岩楯さんは考えている。「しかも販売者の目の届かない、開拓のできない商材まで市場は集めてくれる。市場はそれをやってくれるんです」と語るが、「それでも何十年やっても仕入れは難しいですね」

画像:運び込まれたばかりの花々を丁寧に束ねていく

運び込まれたばかりの花々を丁寧に束ねていく

感謝の心を花に託して

「最近嫌な事件が多いじゃないですか。花が生活にもっと溶け込んだら、心癒されて優しい心になれると信じています。花は食料と同じく生活に不可欠なものだと思っているんです」。岩楯さんが提唱するのは、自分の誕生日には「逆バースデープレゼント」として、お世話になった人や大切な人に感謝の気持ちを込めて花を贈ることだ。そうすれば誰かの感謝の心が花に託され毎日が花に彩られるようになる。バレンタインデーには「逆バレンタイン」として岩楯さんから社員に感謝の花が渡される。大柄な岩楯さんが社員一人ひとりに花を渡す光景。お店全体が明るい笑顔で彩られるのが目に浮かぶようだ。

画像:駅前店のアレンジメントは、ハロウィン一色だった

駅前店のアレンジメントは、ハロウィン一色だった

画像:本店看板前に立つ岩楯社長夫婦

本店看板前に立つ岩楯社長夫婦

データ

フローリストヤマイチ
〒132-0024 東京都江戸川区一之江5-30-8
TEL:03-5662-8783 FAX:03-5662-8741
営業時間:9:00~19:00
休業日:無(正月1/1~1/4および盆休み8/15~8/16)

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