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板橋区高島平「ラ・ブランシェ」

さまざまなご要望に応えていく技術と
しっかりとした品質とで、お客さまから信頼をいただく

日々の積み重ねで、気づいたら40年

都営三田線高島平駅を出て北側、東京都中央卸売市場板橋市場へと続く大きな通り沿いに、ラ・ブランシェはあった。ご主人の谷内昌二さんにお話をうかがう。
「兄が脱サラをして生花店を開いておりましたが、私も誘われて始めました。開業して、もう40年以上ですね。この場所に移転したのも、たしか板橋市場が開場して間もなくですから、もう20年以上経ちます。
前の店もこの近くでしたが、入っていた建物の改築で立ち退くことになりました。ただ、コツコツとお取引を続けて、口コミなどでご紹介いただいたりしながら続けてきたものですから、移転先を選ぶ際は、それまでのお得意さまから離れないように、できるだけ近い場所をということで、この場所を選びました。花屋は、以前は駅前の商店街にあるのが普通でしたが、商店街が徐々に衰退して、お客さまも車で移動することが多くなっているようで、大きな通り沿いの立地は、かえって有利に働いているようです。気が付いたら40年以上経っていましたね」

画像:大通り沿い、南向きの店舗は日当たりが良い

大通り沿い、南向きの店舗は日当たりが良い

新しい生活習慣には、新しい花の贈りかたがある

店名の「ラ・ブランシェ」は、フランス語で「白」を意味する。開業当時横文字の屋号は少なく、照れくさかったそうだが、いまはとても気に入っているそうだ。
「私どもの商売は、物日(ものび=お彼岸、母の日などの、お花がよく出るイベントの日)に備えるのが当たり前だったのですが、最近はちょっと様子が変わってきたように思います。もちろん母の日は十分定着していますから、お買い求めいただくお客さまは、毎年いらっしゃいます。また、お彼岸などの花の需要は、減りはしませんが、急に増えるわけではありません。なんとか需要を伸ばそうと、この業界では、フラワーバレンタインですとか、いい夫婦の日(11月22日)などに力を入れているのですけれど、ここ数年で認知度は上がりましたが、なかなか定着しません。
むしろ、最近は物日以外にお花の需要が出てきました。例を挙げれば、飼っていたペットが死んだときなどがそれです。親しくしていた人が、友人のペットのためにお花を贈るのです。新しい生活の形には、新しい習慣が生まれるということですね」
確かに、人々の生活も昔とはだいぶ変わってきている。そうした習慣には、もっと新しい提案も必要になっているのかもしれない。

画像:ストッカーから花を出す娘さん

ストッカーから花を出す娘さん

画像:店先の花に水をやっているのは息子さんだ

店先の花に水をやっているのは息子さんだ

アレンジメントの技術でお客さまに喜んでもらう

六本木にある老舗の花屋で修行をしたご主人は、当時の最新のフラワーデザイン技術習得に懸命であったそうだ。いまも腕には自信があるという。
「お客さまから、『やっぱり、あなたのところでやってもらった花は違う』といわれると、とても誇らしく思います。みなさんに、もっと花について知ってもらって、身近なものとしてもらいたいですね。
東京都では、農林水産省の推進した、『平成26年度、国産花きイノベーション推進事業』に沿って、『花育』に力を入れています。各市場に買出しに入っている業者で手分けして、都内の幼稚園・保育園など、150あまりの施設を回るのです。私も、板橋市場のメンバーと一緒に回りました。「花を愛でる会」というのですが、園児のみなさんには、実際にハサミを持ってフラワーアレンジメントを完成させてもらいます。保護者の方々からも喜ばれますよ」
こうした取り組みで、ひとりでも多くの方々が日常的に花に親しんでいただけるようになればいい、とご主人は笑った。

画像:「もっともっと気軽に花に親しんで欲しい」とご主人

「もっともっと気軽に花に親しんで欲しい」とご主人

データ

ラ・ブランシェ
〒175-0082 東京都板橋区高島平7-26-4-104
TEL:03-3975-6901 FAX:03-3975-6901
営業時間:9:00~19:30
休業日:無休

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