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偏見・差別について

II 偏見・差別について

食肉処理業務は、食肉を供給するうえで欠くことのできない大切な仕事ですが、この仕事に対する差別や偏見がいまだに根強く残っています。このことについて考えてみましょう。

1.差別事例について

食肉市場に働く人たちを誹謗、中傷するなどの差別的行為が頻発しています。

  • (1)差別ハガキ、手紙、インターネット等による差別
    食肉市場で働く者やと畜解体作業に対して「残酷なブタ殺し」「非人連中」「人間のやる仕事じゃない」「お前らに人権なんて高貴なものはない」というような悪意をもった内容のハガキ、手紙が直接食肉市場へ継続的に送られたりインターネットに書き込まれています。
  • (2)出版物などのメディアによる差別
    多くの人に知られている作家、マスコミ関係者などが「異常な場所」「残酷さの比喩」として食肉市場・芝浦と場を差別的に扱っている例が多くあります。
    その大半の人たちはと畜解体作業の実際を見たことがないだけでなく、こうした表現で差別され傷ついた側の痛みに考えが及ばないでいるのが実態です。
    (具体的な事例は「お肉の情報館」に展示してあります。)

※ 中央卸売市場からのメッセージ
食肉市場で働いている者についての差別的行為に対する中央卸売市場の考えは、次のとおりです。

食肉市場・芝浦と場に対する差別文書について

先日、食肉市場・芝浦と場で働く職員や従業員の方々を差別し、食肉処理の業務を軽視、中傷する手紙が配達され、その後続いて同様の内容の文書が発見されました。
これまでも食肉市場・芝浦と場を差別する葉書が配達されたり、食肉市場・芝浦と場の移転の要求や爆弾を仕掛けたという電話による脅迫がなされたり、インターネットの掲示板にと場を差別する内容の書込みがなされるなど、差別の事象が後を絶たず、多様な形で表れてきています。
私たち食肉市場関係者は、都民の豊かな食生活を支えるため、安全で新鮮な食肉を供給するために日々努力を重ねてきております。とりわけBSE対策に関しては、食肉市場あげて心血を注いで取り組んでいるにもかかわらず、そのことを揶揄するような言動は決して許すことはできません。
職員の皆さんにおかれては、食肉市場・芝浦と場に対する差別の現状を再度認識し、差別解消に向けた中央卸売市場の取組にご理解とご協力をお願いします。

平成14年1月31日

東京都中央卸売市場食肉市場

場長名

(食肉市場に送られてきた差別文書に対する食肉市場場長の見解を、職員あてに通知した文書です。)

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2.正しい理解のために

  • (1)食肉処理業務とは
    各地から出荷してきた牛や豚は、と場で枝肉や内臓、原皮等に仕分けされ、食肉、皮製品になるなど私たちの生活を豊かにするものとして利用されています。
  • (2)差別や偏見の歴史的背景
    日本人は、太古から肉類を食していたにもかかわらず、仏教の殺生禁断の思想の普及、為政者による食肉禁制や殺生禁止令が何度も出され、江戸時代までの1200年もの間、食肉はタブー視されてきました。
    ※ 縄文時代の遺跡「落とし穴」
    縄文時代の遺跡・落とし穴
    (写真提供 東京都埋蔵文化財センター)
    しかし食肉禁制・殺生禁断の時代でも動物の皮等は重要であり、とりわけ武具の生産には欠かせないものでした。さらに「薬食い」と称して、肉は栄養源として食され、武士も実際結構食べていたようです。
    農耕や運搬用の牛や馬が死んだ場合には、当然解体処理する作業が必要となりましたが、死んだ動物に触れると身がけがれると思われていました。
    そのためこの仕事は、「賤業(せんぎょう)」「卑(いや)しい仕事」とされ被差別部落の人々によって担われてきました。
  • (3)食肉処理業務への正しい理解を
    現在、私たちの生活は肉食タブーとは無縁であり、食肉や革製品は私たちの毎日の食生活に欠かすことの出来ないものです。食品等を提供する作業として食肉処理業務があります。食肉処理業務は、細心の注意と熟練した技術が求められ、ここで働く人達は、プロとして使命感と誇りを持って仕事をしています。
    このことを理解すれば、この仕事に対する偏見や差別がどんなに不当で不合理なものであるかは明らかなことです。

次に紹介するのは食肉市場・芝浦と場の仕事について作成したリーフレットの一部です。ぜひ参考にして下さい。

リーフレット

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