青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

　２００６　年 　８ 月　第 ２ 週 　　（　８月４日〜８月１０日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課（３７９０）６５２５〜６
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 73 135 92 せり ハウス 佐賀 5 4,725 2,783 1,365 80 82
相対 ハウス 佐賀 5 4,725 3,518 1,575 101 103
りんご 85 118 113 せり つがる 長野 10 10,500 5,040 1,890 - 107
相対 つがる 長野 10 - - - - -
なし 298 187 89 せり 幸水 茨城 10 8,400 3,990 1,050 - 119
相対 幸水 茨城 10 8,400 3,605 1,050 - 110
もも 233 87 78 せり 　 福島 5 5,250 2,380 1,680 111 102
相対 　 福島 5 5,250 2,100 945 110 109
ネクタリン 5 80 76 せり 　 山梨 5 4,200 3,176 1,050 - 170
相対 　 山梨 5 4,200 1,995 1,050 63 86
すもも 30 106 75 せり 　 山梨 0.5 315 210 137 - -
相対 　 山梨 0.5 368 - 189 - -
ぶどう 119 151 87 せり デラウェア 山形 2 1,575 1,260 1,050 98 167
　 巨峰 山梨 5 7,350 3,570 1,575 80 -
　 アレキ 岡山 1 5,250 2,608 1,050 97 102
相対 デラウェア 山形 2 1,575 1,173 630 88 124
　 巨峰 山梨 5 7,350 4,074 2,625 73 -
　 アレキ 岡山 1 - - - - -
アールスメロン 46 158 89 せり 　 静岡 1 4,725 1,243 420 127 96
相対 　 静岡 1 - - - - -
すいか 584 105 102 せり 　 山形 13 3,150 2,293 840 99 154
相対 　 山形 13 3,150 2,240 840 106 122
総入荷量 1,843 113 92 　


概況
　 概　況 　　　　（開市日数　　今週６日・前週６日・前年６日）
今週の一日平均入荷量は、１，８４３トンで前週比１３％増、前年同期比は８％減となりました。
　今週は、週後半台風による降雨がありましたが、全国的に天気がよかったことや旧盆を控えて、「もも」・「ネクタリン」を除き前週を上回る入荷量となりました。「もも」は、遅れていた福島県産が倍の入荷があったものの、山梨県産の主力が「浅間白桃」から「川中島白桃」へ切り替わり半減したことから前週を下回りました。「ネクタリン」は、山梨・長野県産ともに７月の大雨の影響があり入荷伸びず前週を下回りました。「なし」は、茨城県産の露地物が急増、千葉県産及び九州産も入荷増え、鳥取県産「二十世紀」の入荷も始まりましたが、前週に引き続き生育遅れの前年を下回っています。「ぶどう類」では、山梨県産の露地物「巨峰」が急増、長野県産のハウス物も増加となりました。「すいか」は、山形県産が順調な入荷で前週を上回り、潤沢だった前年をも上回りました。「ハウスみかん」も各産地増加となりました。「りんご類」では、貯蔵物青森県産「ふじ」が入荷増え、山梨県産「つがる」も急増となり、生育遅れも肥大・食味良好な長野県産「つがる」の入荷が始まりました。漸減傾向だった「アールスメロン」は、需要期で大幅増となりました。「すもも」は、前週に引き続き山梨県産の入荷伸びず前週を下回りました。奈良・和歌山県産のハウス物「かき・刀根早生」の入荷があり、生育遅れながら大玉傾向で食味は例年並となっています。入荷総体では、天候不順の影響があり入荷の伸び悩みも見られますが、需要期を迎え前週を上回る出回りとなりました。前年は、潤沢に出回った品目が多く前年を下回る入荷となっています。価格は、入荷が増えた品目が多かったですが、贈答需要から取引活発となりました。「なし」は、茨城県産が前年を上回る堅調展開、九州産は軟調でした。「ハウスみかん」・「デラウエア」・「アレキサンドリア」は、荷動きよく前週並でした。「もも」・「アールスメロン」は、引き合い強く荷動き活発となり前週を上回る堅調展開となりました。「すいか」は、気温上昇で荷動きよく前週を上回る展開でした。「りんご類」では、「ふじ」・「つがる」ともに週後半堅調展開でした。「巨峰」は、山梨県産露地物ピークで軟調展開でした。
　来週は、旧盆を挟んでの週となり九州産「なし・幸水」が旧盆前に切り上がる見込みで、長野県産「りんご・つがる」漸増入荷、福島県産「もも」がピークを迎え、主力の「すいか」が旧盆後漸減傾向となることが見込まれます。