青  果  物  の  週  間  市  況

 2006 年  8 月 第 5 週   ( 8月25日〜8月31日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 54 113 95 せり ハウス 佐賀 5 4,200 - - - -
相対 ハウス 佐賀 5 5,250 4,200 1,050 107 111
りんご 102 244 85 せり つがる 長野 10 15,750 4,340 1,365 85 -
相対 つがる 長野 10 12,600 3,990 1,365 82 -
なし 336 134 74 せり 幸水 茨城 10 5,775 3,675 1,050 97 -
相対 幸水 茨城 10 5,775 3,465 1,050 100 -
もも 172 74 80 せり   福島 5 5,250 2,573 1,050 101 128
相対   福島 5 5,250 2,310 735 115 125
ネクタリン 9 115 - せり   山梨 5 3,465 2,695 1,050 175 -
相対   山梨 5 3,465 2,048 1,050 96 -
すもも 20 75 - せり   山梨 0.5 368 315 263 - -
相対   山梨 0.5 368 305 263 104 -
ぶどう 149 85 107 せり デラウェア 山形 2 1,155 735 420 100 100
  巨峰 山梨 5 4,200 2,275 1,575 93 -
  アレキ 岡山 1 4,200 1,505 630 81 102
相対 デラウェア 山形 2 1,155 858 420 113 94
  巨峰 山梨 5 4,200 2,853 630 96 -
  アレキ 岡山 1 - - - - -
アールスメロン 24 82 94 せり   静岡 1 4,200 1,295 420 128 -
相対   静岡 1 - - - - -
すいか 193 52 - せり   山形 13 4,410 3,430 2,205 128 -
相対   山形 13 4,410 3,229 1,050 122 -
総入荷量 1,387 91 92  


概況
  概 況     (開市日数  今週6日・前週5日・前年6日)

今週の一日平均入荷量は、1,387トンで前週比9%減、前年同期比は8%減となりました。
 今週は、長野県産のりんご「つがる」が、ピーク期を迎え大幅増、なし類も「幸水」の主力産地が切り替わり入荷増、「豊水」・「二十世紀」も出回り増えたことが目立ちます。「りんご」では、山形県産の出回りも増え、前週を大幅に上回る入荷量となりました。なし類では、栃木県産「幸水」が小玉傾向ながら大幅増、福島県産も生育遅れ気味ながら日々漸増で、新潟県産も入荷増となりました。「豊水」は、小玉傾向ながら千葉県産の入荷が伸びました。鳥取県産露地物「二十世紀」の入荷がありました。「ハウスみかん」は、佐賀県産グリーンハウスの入荷が増え、他県産も増えたことから前週を上回りました。「もも」は、山梨県産が大幅減、福島県産が「川中島白桃」に切り替わり入荷回復も前週を下回りました。ぶどう類では、潤沢だった「デラウエア」が、ピーク過ぎて減少となりました。「巨峰」は、山梨県産露地物が週後半入荷減少しました。入荷減が続いていた「アレキサンドリア」は、入荷回復で前週を上回りました。「ピオーネ」は、前週に引き続き順調な入荷となっています。「アールスメロン」は、小玉傾向ながら入荷やや回復し前週を上回りました。「すいか」は、前週に比べて半減となりました。愛知・和歌山県産「いちぢく」は、生育遅れ気味も露地物が入荷増となっています。入荷総体では、入荷一位が「すいか」から「なし類」へと移行し、秋果実の本格的な出回りとなりますが、依然として果実全般に出回り少なく前年を下回る入荷量となっています。価格は、主力となった「なし類」では、茨城県産「幸水」が前週並で、産地移行した栃木・新潟県産が大幅入荷増で軟調展開でした。「豊水」は、千葉県産が週後半出回り増えて軟調展開となりました。「りんご」は、大幅増で長野・山形県産ともに週後半軟調展開。「もも」は、品種が替わって前週を上回りました。「ハウスみかん」は、荷動きよく週後半堅調展開で、前年を上回る高値基調となっています。「ぶどう類」では、「デラウエア」・「巨峰」が週後半堅調、「アレキサンドリア」が週後半荷動き鈍く軟調となりました。「アールスメロン」は、前半堅調も後半は大幅に下げました。「すいか」は、前週に引き続き堅調展開でした。
 来週は、入荷中心の「なし類」や「つがる」の入荷増が見込まれ、「ぶどう類」では、大房品種の増加も見込まれます。