青  果  物  の  週  間  市  況

 2007 年  1 月 第 1 週   ( 1月5日〜1月11日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 659 48 73 せり 普通 静岡 10 4,725 4,238 3,675 - 170
相対 普通 静岡 10 4,725 3,728 2,310 - 163
ネーブルオレンジ 6 83 83 せり   米国 18 - - - - -
相対   米国 18 - - - - -
あまなつかん 15 - 242 せり   熊本 10 3,675 - - - -
相対   熊本 10 3,675 2,520 1,785 - 104
いよかん 125 657 125 せり   愛媛 10 4,725 2,751 1,050 - 101
相対   愛媛 10 4,725 2,856 1,680 - 109
はっさく 20 - 75 せり   和歌山 10 3,150 - - - -
相対   和歌山 10 3,150 2,520 1,575 - 122
グレープフルーツ 21 103 79 せり   米国 17 - - - - -
相対   米国 17 - - - - -
りんご 272 116 125 せり ふじ 青森 10 15,750 3,359 1,575 102 115
  王林 青森 10 8,400 3,717 1,680 117 167
相対 ふじ 青森 10 13,650 3,780 1,932 111 140
  王林 青森 10 8,400 3,386 1,575 114 149
いちご 220 141 140 せり とちおとめ 栃木 0.3 399 323 152 59 89
  あまおう 福岡 0.3 525 468 105 98 95
  さがほのか 佐賀 0.3 452 370 263 75 88
  さちのか 佐賀 0.3 - - - - -
  紅ほっぺ 静岡 0.3 525 413 368 92 -
相対 とちおとめ 栃木 0.3 399 334 84 62 95
  あまおう 福岡 0.3 651 465 263 99 96
  さがほのか 佐賀 0.3 452 372 242 75 92
  さちのか 佐賀 0.3 - - - - -
  紅ほっぺ 静岡 0.3 525 427 368 98 -
アールスメロン 21 59 76 せり   静岡 1 6,300 2,583 893 115 186
相対   静岡 1 - - - - -
キーウイ 17 - 131 せり   愛媛 3.6 - - - - -
相対   愛媛 3.6 1,680 - - - -
総入荷量 1,681 74 92  


概況
  概 況     (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

 今週の一日平均入荷量は、1,681トンで前週比26%減、前年同期比は8%減となりました。
 今週は、入荷主力品種の「普通みかん」が、愛媛県産から静岡県産へと切り替わったものの、依然として品薄傾向は変わりません。入荷の中心は、「みかん類」・「りんご類」・「いちご類」と変わりませんが、構成比率は「みかん類」が下がって、「いちご類」が上がり、また、「いよかん」を初めとする柑橘類が高まります。みかん類では、年が変わって静岡県産「青島みかん」が中心の出回りで、香川県産「青島みかん」の入荷も始まりました。愛媛県産は、入荷激減となり、九州産も減少となりました。いちご類では、各品種それぞれ順調な入荷が続いていて、福岡県産「あまおう」が1番果のピーク終盤に入り、栃木県産「とちおとめ」が1番果から2番果に切り替わる時期で、出回り遅れていた佐賀県産「さがほのか」も順調な入荷となっています。りんご類では、入荷の中心青森県産「ふじ」が順調な入荷で、「王林」も前年を上回る順調な入荷が続いています。長野県産「ふじ」は、年内でほぼ終了となりました。「いよかん」は、愛媛県産の出回りで、食味良好と大玉傾向にあり出荷ペース早まり前年を上回りました。「アールスメロン」は、作付減少による生産減のため入荷伸びず、特に熊本県産の大幅な減少が目立ちます。「キーウイ」は、愛媛県産が生育回復もやや小玉傾向ながら前進出荷傾向で前年を上回る順調な入荷となっています。「ほしがき」は、長野県産「市田柿」・福島県産「あんぽ柿」中心の入荷で、原料柿の生産減と暖冬で乾きが遅れています。「あまなつかん」・「はっさく」は、栽培面積減少と小玉傾向が見られます。入荷総体では、産地移行があった「普通みかん」の品薄傾向変わらない中で、「いちご類」・「りんご類」が順調な入荷で前年を上回り、前年比減少幅やや回復しました。価格は、全般に品薄基調高の傾向変わりませんが、潤沢な入荷となった「いちご類」が前年を下回っています。
 来週は、引き続きみかん類・りんご類・いちご類・柑橘類中心の入荷で、いちご類・柑橘類の順調な入荷が見込まれますが、みかん類の生産減からの入荷減幅大きく減少幅拡大が予想されます。