青  果  物  の  週  間  市  況

 2007 年  1 月 第 2 週   ( 1月12日〜1月18日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 828 126 86 せり 普通 静岡 10 4,725 4,242 3,465 100 194
相対 普通 静岡 10 4,725 3,906 2,940 105 179
ネーブルオレンジ 9 148 86 せり   米国 18 - - - - -
相対   米国 18 - - - - -
あまなつかん 24 168 122 せり   熊本 10 3,465 2,730 2,100 - 141
相対   熊本 10 3,465 2,520 1,785 100 109
いよかん 172 138 109 せり   愛媛 10 4,200 2,415 1,575 88 105
相対   愛媛 10 4,200 2,651 1,575 93 103
はっさく 53 270 100 せり   和歌山 10 3,150 2,415 1,890 - -
相対   和歌山 10 3,150 2,625 2,100 104 128
グレープフルーツ 26 124 91 せり   米国 17 - - - - -
相対   米国 17 - - - - -
りんご 289 106 102 せり ふじ 青森 10 15,750 3,087 1,260 92 119
  王林 青森 10 5,250 3,150 1,785 85 155
相対 ふじ 青森 10 15,750 3,633 1,260 96 144
  王林 青森 10 5,250 3,024 1,575 89 144
いちご 154 70 90 せり とちおとめ 栃木 0.3 389 334 168 103 103
  あまおう 福岡 0.3 578 523 158 112 129
  さがほのか 佐賀 0.3 420 378 263 102 106
  さちのか 佐賀 0.3 - - - - -
  紅ほっぺ 静岡 0.3 525 399 368 97 -
相対 とちおとめ 栃木 0.3 389 324 179 97 107
  あまおう 福岡 0.3 578 490 263 105 119
  さがほのか 佐賀 0.3 420 372 242 100 107
  さちのか 佐賀 0.3 - - - - -
  紅ほっぺ 静岡 0.3 525 399 368 93 -
アールスメロン 13 63 76 せり   静岡 1 5,250 2,625 630 102 212
相対   静岡 1 - - - - -
キーウイ 35 205 218 せり   愛媛 3.6 - - - - -
相対   愛媛 3.6 1,680 1,365 1,260 - 108
総入荷量 1,958 116 95  


概況
  概 況     (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

 今週の一日平均入荷量は、1,958トンで前週比16%増、前年同期比は5%減となりました。
 今週は、本年2週目も年内から続いている品薄傾向変わりませんが、みかん類の前年比減少幅やや回復しました。入荷の中心は、「みかん類」・「りんご類」・「いちご類」に加え「中晩柑類」が加わり、「いよかん」の構成比率が上がり、「いちご類」が下がりました。みかん類では、主産地静岡県産中心に香川県産が順調に出回り増えましたが、愛媛・熊本・長崎県産の大幅な入荷減少で品薄感変わりません。中晩柑類では、愛媛県産「いよかん」の入荷量が増え、昨年は寒波等で大幅に出荷が遅れましたが、本年産は生育順調で食味良好となっています。和歌山県産「はっさく」も順調な入荷となっています。りんご類では、入荷の中心青森県産「ふじ」が前週に引き続き順調な入荷も、「王林」はやや減少となりましたが、前週に引き続き前年を上回る出回りでした。いちご類では、「とちおとめ」の主力各地1番果から2番果の出荷にほぼ切り替わり、福岡県産「あまおう」が1番果と2番果の端境期に入り大幅に入荷減少となりました。前週初市で荷がまとまった「さがほのか」・「紅ほっぺ」も入荷減少しました。「アールスメロン」は、前週に引き続き主力静岡県産を含め各産地ともに減少となりました。「キーウイ」は、主力各地出揃い出荷遅れ目立った前年を大幅に上回る入荷量となりました。「ネーブルオレンジ」は、広島県産の入荷がありました。「不知火」は、主力熊本県産ほか各産地入荷順調で、前年を大幅に上回る出回りとなりました。入荷総体では、「普通みかん」の主力産地が順調ながら他産地の減少幅大きく、また、作付減の「アールスメロン」の減少幅大きいのが目立ちますが、「中晩柑類」の順調なこともあって前年比減少幅やや回復しました。価格は、依然として堅調推移は変わりませんが、順調な出回りとなった「いよかん」・「りんご類」が軟調展開で、端境期となった「あまおう」が堅調展開でした。
 来週は、引き続きみかん類・りんご類・いちご類・中晩柑類中心の入荷で、「いよかん」が入荷本格化することから中晩柑類の比率が上がることが見込まれます。