青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

　２００７　年 ５ 月　第 ３ 週 　　（　５月１１日〜５月１７日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課（３７９０）６５２５〜６
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
あまなつかん 82 86 93 せり 　 熊本 10 3,675 - - - -
相対 　 熊本 10 3,675 2,310 1,575 94 128
グレープフルーツ 54 112 123 せり 　 米国 17 - - - - -
相対 　 米国 17 - - - - -
りんご 156 79 99 せり ふじ 青森 10 8,400 3,868 1,365 97 105
相対 ふじ 青森 10 6,825 3,833 1,050 101 104
びわ 7 62 72 せり 　 長崎 0.5 1,575 - - - -
相対 　 長崎 0.5 1,575 1,330 1,050 103 106
ぶどう 9 131 142 せり デラウエア 山梨 2 4,725 4,620 4,200 - 109
相対 デラウエア 山梨 2 4,725 4,016 2,625 94 95
いちご 96 56 101 せり とちおとめ 栃木 0.3 242 200 84 79 111
　 あまおう 福岡 0.3 273 213 137 79 104
相対 とちおとめ 栃木 0.3 242 189 84 81 100
　 あまおう 福岡 0.3 273 200 137 75 100
アールスメロン 23 79 90 せり 　 静岡 1 3,150 1,243 578 86 113
相対 　 静岡 1 - - - - -
プリンスメロン 11 53 93 せり 　 茨城 5 - - - - -
相対 　 茨城 5 2,100 1,806 1,050 - 88
ホームランメロン 8 168 267 せり 　 茨城 5 2,625 - - - -
相対 　 茨城 5 2,625 2,205 1,050 - 95
クインシーメロン 36 67 125 せり 　 茨城 5 2,625 1,575 1,365 78 -
相対 　 茨城 5 2,625 2,100 1,050 91 -
アンデスメロン 59 73 126 せり 　 茨城 5 2,835 2,065 1,050 109 94
相対 　 茨城 5 2,835 2,240 1,050 112 81
すいか 184 59 83 せり 　 熊本 15 5,250 3,255 2,100 91 89
相対 　 熊本 15 5,250 3,003 2,100 85 91
こだますいか 50 82 129 せり 　 茨城 8 - - - - -
相対 　 茨城 8 - - - - -
総入荷量 1,107 73 94 　


概況
概　況 （開市日数　　今週６日・前週４日・前年６日）
　今週の一日平均入荷量は、１，１０７トンで前週比２７％減、前年同期比は６％減となりました。上位４品目「西瓜・りんご・いちご・甘夏柑」は前週同様となりましたが、前週比では上位４品目揃って減となり、特に「西瓜・いちご類」が４割弱の入荷減となりました。施設ものでは、ぶどうの「デラウェア」は順調な入荷となりましたが、びわは長崎県産の数量が伸びず前週より３割強の入荷減となり、輸入もののグレープフルーツは前週、前年を上回る入荷となりました。価格は「メロン類」が軟調に推移するものの、終盤期の中晩柑は貯蔵量減少から高値基調で推移しました。マンゴーは宮崎県知事のトップセールスの影響から引き合いが強く入荷増と単価高で販売好調。果実総体では、週半ばで弱保合の場面がありましたがその後保合の展開となりました。
　西瓜は熊本県産が前進出荷から２割強の入荷減となり、こだま西瓜は主力茨城県産が４月の天候不順の影響から前週の微増にとどまり、千葉・群馬県産が大幅な入荷増となり前年の３割増となりましたが、総体では「西瓜・こだま西瓜」共に前週比減となりました。
　りんご類は市況見ながらの出荷となり、安定した販売となりました。
　いちご類は終盤期に入り福岡県産の「あまおう」が大幅な入荷減となり、栃木県産の「とちおとめ」も入荷減となったが、価格は前週並となりました。
　メロン類の「アンデス・クインシー」は熊本県産が前進出荷で大幅減となったが茨城県産が本格化し「アンデス」は前週の６倍増となり、「クインシー」も２割強の入荷増となったが、総体では「プリンス」を含めて前週減となりました。
　来週は、いちご類、中晩柑の出荷終了産地も散見され、西瓜類・メロン類中心の動きとなり、おうとう・びわ・マンゴー・ハウスみかん等の高額商品も増量してくると見込まれる。価格は天候により「メロン類・西瓜」に販売苦戦が予想されるものの高額商品の増加で、総体では堅調に推移すると見込まれる。