青  果  物  の  週  間  市  況

 2007 年  7 月 第 3 週   ( 7月13日〜7月19日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 54 99 86 せり ハウス 佐賀 5 6,825 4,725 3,990 99 136
相対 ハウス 佐賀 5 6,825 4,690 2,625 95 131
りんご 110 108 123 せり ふじ 青森 10 12,600 3,927 1,890 103 104
相対 ふじ 青森 10 12,600 3,801 1,890 102 101
なし 52 210 105 せり 幸水 佐賀 5 4,200 3,754 2,310 97 130
相対 幸水 佐賀 5 4,200 3,570 2,310 89 121
もも 245 109 106 せり   山梨 5 13,650 4,578 1,890 97 137
相対   山梨 5 13,650 3,234 1,575 94 114
すもも 77 122 160 せり   山梨 0.7 420 301 242 92 -
相対   山梨 0.7 420 302 242 95 87
ぶどう 55 107 94 せり デラウェア 山梨 2 2,625 2,100 1,890 99 -
  巨峰 長野 0.9 1,890 - - - -
  アレキ 岡山 1 4,725 2,919 1,365 104 78
相対 デラウェア 山梨 2 2,625 2,226 1,470 100 -
  巨峰 長野 0.9 1,890 1,680 1,575 98 102
  アレキ 岡山 1 - - - - -
アールスメロン 44 81 112 せり   静岡 1 4,200 1,218 420 76 100
相対   静岡 1 - - - - -
クインシーメロン 21 81 134 せり   茨城 5 - - - - -
相対   茨城 5 2,100 893 315 77 77
アンデスメロン 50 79 116 せり   山形 6 1,890 1,575 1,470 100 94
相対   山形 6 2,100 1,575 1,470 94 80
すいか 383 72 58 せり   千葉 13 2,940 - - - -
相対   千葉 13 2,940 1,400 420 97 77
こだますいか 85 84 82 せり   山形 8 2,625 1,974 840 111 109
相対   山形 8 2,625 1,890 630 97 122
総入荷量 1,564 89 87  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)
 15日(日)に関東近海を北上した台風4号による九州地方の被害が心配されますが、市場への影響は着荷遅れが若干あったものの取引への影響はありませんでした。
今週の一日平均入荷量は、1,564トンで前週比11%減、前年同期比13%減となり、上位4品目は前週同様「西瓜・もも・りんご・こだま西瓜」となりました。入荷総体では「西瓜・メロン類」は前週減も、季節物の「なし・もも・すもも・ぶどう」は前週に続き入荷増となり、九州産の「なし・幸水」が増量しています。中元需要の一段落した「アールスメロン・ハウスみかん」は前週減の入荷となり、終盤の宮崎県産「マンゴー」は品薄から高値圏で保合。台風等の消費環境の悪いなか総体市況は保合展開となりました。
 品目別では、「西瓜」は千葉・鳥取県産が漸減する中で新潟・長野県産は大幅に入荷を伸ばし、山形県産の入荷も始まり総体では前週の3割減。価格は前週安。「こだま西瓜」は終盤期にある茨城県産が前週に続き大幅減となる中で主力山形県産がピーク期に入り大幅な入荷増となるが総体では前週の2割減。価格は前週並。「ハウスみかん」は主力佐賀県・愛知県産が入荷減となるなか熊本県産が増量し総体では前週減となり、価格は前週並。「もも」は主力山梨県産が前週に続き入荷増となるなかでシェアは小さいが福島県産が増量しており総体では前週増の入荷。価格は週前半は中元需要から山梨県産「白鳳」5キロ13,650円(高値)を付け、後半は軟調展開の4,725円(高値)。「すもも」は山形県産が大幅に入荷を伸ばし、価格は前週安。「りんご類」は市況見ながらの出荷となり前週増の入荷。価格は前週並。ぶどう類の「デラウェア」は山形県産のハウス無加温が増量しており、価格は前週安。「アールスメロン」は前週の2割減の入荷。価格は主力静岡県、千葉県産とも前週安。来週は「すいか」の主力産地が千葉県から山形県、新潟県に切り換わり、梅雨明けとなれば消費環境も好転すると見込まれ市況は保合展開を予想。