青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

　２０１４　年 ６ 月　第 ２ 週 　　（　６月６日 〜６月１２日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課（３７９０）６５２５〜６
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 21 101 79 せり ハウス 佐賀 0.33 454 - 378 - -
相対 ハウス 佐賀 0.33 486 389 378 95 106
りんご 133 89 86 せり ふじ 青森 10 8,640 4,579 2,376 102 119
相対 ふじ 青森 10 8,640 4,385 1,728 100 124
びわ 11 70 62 せり 　 長崎 0.25 302 - - - -
相対 　 長崎 0.25 302 229 184 101 120
もも 11 118 82 せり 　 山梨 1 3,024 1,890 1,080 88 104
相対 　 山梨 1 3,024 2,570 1,404 90 117
さくらんぼ 27 247 118 せり 佐藤錦 山形 0.2 - - - - -
相対 佐藤錦 山形 0.2 810 435 108 - 84
ぶどう 18 129 82 せり デラウエア 大阪 0.3 - - - - -
相対 デラウエア 大阪 0.3 432 333 162 87 106
アールスメロン 19 81 81 せり 　 静岡 1 3,564 1,102 594 103 96
相対 　 静岡 1 1,404 972 810 96 93
貴味メロン 44 178 85 せり 　 茨城 5 2,484 1,728 1,188 - 116
相対 　 茨城 5 2,916 1,879 1,080 104 97
クインシーメロン 71 95 120 せり 　 茨城 5 3,024 - - - -
相対 　 茨城 5 3,024 1,728 1,080 93 96
アンデスメロン 51 73 120 せり 　 茨城 5 3,024 2,160 1,296 - 98
相対 　 茨城 5 3,024 1,944 648 100 93
すいか 318 104 118 せり 　 千葉 13 3,780 3,078 2,160 99 99
相対 　 千葉 13 37,810 2,938 1,296 90 97
こだますいか 77 99 85 せり 　 茨城 8 3,240 - 1,080 - -
相対 　 茨城 8 3,240 2,354 1,080 96 114
マンゴ− 5 87 74 せり 　 宮崎 1 7,560 3,542 1,188 97 102
相対 　 宮崎 1 6,480 3,046 1,188 101 84
総入荷量 1,272 94 97 　


概況
（開市日数　今週５日・前週５日・前年５日）

今週の１日の平均入荷量は１，２７２トンで、前週比６％減で前年同期比は３％減でした。特に増加の目立ったものとして「さくらんぼ」「ぶどう」「貴味メロン」が挙げられ、一方で「びわ」「アンデスメロン」の減少が目立ちました。市況は、前週比、前年同期比ともにまちまちとなりました。
品目別にみると、
「みかん」は需要期となる中元シーズンを前にして仕上がりが注目されていますが、４月から５月の厳しい朝晩の冷え込みにより良好となっています。入荷も安定していて、前週比１％の微増、価格は安めで推移しました。
「りんご」は王林、ジョナゴールドが終盤を迎えていて入荷は減少傾向となり、前週比１１％の減少となりました。価格はほぼ保合となりました。
「びわ」は降雨の影響もあり、入荷は大幅に減少していて、前週比３０％の減少となりました。価格はほぼ保合となりました。
「もも」の入荷量は主力の山梨県産が少なめですが、福岡県産や長崎県産が多めとなっていることから、前週比１８％の増加となりました。価格は弱保合となりました。
「ぶどう」の入荷量は、山梨県産が積雪の影響で減ってはいるものの、島根県産と大阪府産が順調な入荷となっているため、前週比２９％の増加となりました。価格は弱保合となりました。
「貴味メロン」は茨城県産も増えていますが、千葉県産も生育が順調となっています。仕上がりも良好で、入荷量は前週比７８％の増加となりました。価格は小幅上げました。
「すいか」は熊本県産が減っていますが、千葉県産が天候に恵まれたことにより、入荷量は前週比４％の増加となりました。価格は弱保合となりました。
「こだますいか」は茨城県産が引き続きピークを迎えていてほぼ安定した入荷となっています。前週比は１％の微減となり、価格は弱含みとなりました。
「マンゴー」は宮崎県産が中心で、入荷量は前週比１３％の減少となりました。中元シーズンを前にして価格はほぼ保合で推移しました。