水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2008年12月2週 (12月5日～12月11日） 前年同期 （12月7日～12月13日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 2,181 900 466 815
　前　　　 週 　　　比 （％） 93 114 60 104
　前　年　同　期　比 （％） 89 97 71 94


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.3 123 ↑ 89 ↓ 各地 生 15,750 6,007 2,310 124 117
海外 生 6,825 3,052 1,575 115 78
メバチ 130.2 112 ↑ 79 ↓ 各地* 冷凍 5,250 976 683 99 105
アジ 71.9 127 ↑ 105 長崎ほか 中 1,050 504 210 96 92
千葉ほか 中小 630 441 263 105 100
サバ 40.7 110 ↑ 75 ↓ 新潟ほか － 2,100 397 210 104 117 10－12入/5ｋ
イワシ 10.8 169 ↑ 92 三重ほか － 1,050 546 210 89 93
スルメイカ 56.2 89 ↓ 64 ↓ 青森ほか － 693 424 273 119 130 15－20入/5ｋ
冷ｽﾙﾒｲｶ 9.0 134 ↑ 69 ↓ 各地 － 368 － 249 － －
サンマ 58.7 97 438 ↑ 各地 生 1,050 233 158 92 - 25入/5ｋ
カレイ 15.2 103 163 ↑ 北海道 マ 630 452 315 108 84
青森ほか マコ 1,785 809 630 97 96
北海道 アカ 1,155 882 525 119 114
北海道 浅羽 735 578 315 112 125
ハマチ 46.5 122 ↑ 86 ↓ 各地 － 893 735 630 100 113
塩サケ 62.8 112 ↑ 99 北海道 トキ 840 683 420 100 65
北海道 アキ 735 599 273 95 163
ﾏﾀﾞﾗ･塩ﾀﾗ 24.0 118 ↑ 103 各地 生 2,625 1,176 630 156 117
各地 ぶわ 1,365 1,155 1,155 100 92
カツオ 3.5 100 113 ↑ 宮崎ほか － 2,940 924 263 100 73 5-3k/尾
キンメダイ 14.3 168 ↑ 119 ↑ 各地 － 4,200 1,302 840 87 82
ムキカキ 20.8 116 ↑ 113 ↑ 三　陸 － 2,100 1,176 630 107 90
広島ほか － 1,365 924 578 100 81


３　築地市場概況
　今週は１０日（水）が休市のため５日間の営業。今週の鮮魚類の取扱数量は、前週と比べ１４％の増加となった。一般鮮魚を中心に取引をみていくと、５日（金）は、入荷量は増加しているが、買い控えムードが強く出回りは低調、相場は概ね弱保合。６日（土）は、しけによる水揚げ減少の影響で、全般に小高い。８日（月）は、全国的なしけの影響で、週明けから低調な出回りとなった。９日（火）は、日本海筋を中心とした漁好転を受け、全般に増加安となった。１１日（木）は、入荷量はほぼ同じアジやサバをはじめ、全般には豊富な出回りで、相場は小幅続落。主要鮮魚別にみると、アジは中型が長崎・中小型が千葉主体に入荷し、量は前週と比べ３割弱増加し、価格は中型が若干下げ、中小型が若干上げた。サバは、新潟主体に入荷し、量は前週と比べ１割増加し、価格はほぼ同じであった。イワシは、三重主体に入荷し、量は前週と比べ大幅に増加し、価格は１割強下げた。スルメイカは、青森主体に入荷し、量は前週と比べ１割強減少し、価格は２割ほど上げた。サンマは、岩手・宮城主体に入荷し、量は前週とほぼ同じ、価格は若干下げた。カツオは宮崎主体に入荷し、量は前週と同じ、価格も同じであった。。