水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2008年12月3週 (12月12日～12月18日） 前年同期 （12月14日～12月20日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 2,099 778 535 786
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 87 115 96
　前　年　同　期　比 （％） 94 99 80 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.6 96 79 ↓ 各地 生 12,075 5,430 2,625 90 110
海外 生 6,825 3,176 1,575 104 93
メバチ 126.0 97 74 ↓ 各地* 冷凍 4,200 977 683 100 104
アジ 56.2 78 ↓ 97 長崎ほか 中 1,155 499 263 99 119
新潟ほか 中小 735 403 105 91 139
サバ 43.6 107 121 ↑ 千葉ほか － 2,625 341 263 86 69 10－12入/5Ｋ
イワシ 5.8 54 ↓ 92 高知ほか － 1,890 532 263 97 60
スルメイカ 38.0 68 ↓ 65 ↓ 北海道ほか － 630 445 252 105 122 15－20入/5K
冷ｽﾙﾒｲｶ 9.4 104 174 ↑ 各地 － 315 － 263 － －
サンマ 40.6 69 ↓ 451 ↑ 各地 生 1,050 237 158 102 - 25入/5Ｋ
カレイ 11.2 74 ↓ 109 北海道 マ 735 473 420 105 86
青森ほか マコ 1,575 770 630 95 81
北海道 アカ 1,155 893 525 101 94
北海道 浅羽 735 446 315 77 80
ハマチ 45.4 98 94 各地 － 893 735 630 100 115
塩サケ 54.0 86 ↓ 102 北海道 トキ 840 683 630 100 65
北海道 アキ 735 578 315 96 157
ﾏﾀﾞﾗ･塩ﾀﾗ 20.7 86 ↓ 86 ↓ 各地 生 2,625 849 450 72 116
各地 ぶわ 1,365 1,155 1,155 100 97
カツオ 2.1 60 ↓ 88 ↓ 宮崎ほか － 2,625 980 525 106 71 5-3k/尾
キンメダイ 13.0 91 123 ↑ 各地 － 3,675 1,629 945 125 111
ムキカキ 18.9 91 111 ↑ 三　陸 － 2,100 1,129 630 96 88
広島ほか － 1,365 867 525 94 75


３　築地市場概況
　今週の鮮魚類の取扱数量は、前週と比べ１３％の減少となった。一般鮮魚を中心に取引をみていくと、１２日（金）は、しけや月夜入りに伴う各地漁薄から入荷量は減少し、相場は全般に小反発。１３日（土）は、しけに伴う低調入荷と休み前で引き合いが強まったこともあり、相場は全般に続伸。１５日（月）は、漁薄による低調な出回りで、相場は全般にしっかり。１６日（火）は、入荷量は減少し、相場は全般に弱保合。１７日（水）は、総じて低調な出回りで、週半ば（水曜日）と天候悪化による買い控えから、相場は小幅下落した。１８日（木）は、入荷量は増加し相場は全般に弱保合。主要鮮魚別にみると、アジは中型が長崎・中小型が新潟主体に入荷し、量は前週に比べると２割ほど減少し、価格はほぼ同じであった。サバは、千葉主体に入荷し、量は前週と比べ１割ほど増加し、価格は１割ほど下げた。イワシは、高知主体に入荷し、量は前週と比べ５割弱減少し、価格はほぼ同じであった。スルメイカは、北海道主体に入荷し、量は前週と比べ３割ほど減少し、価格は１割弱上げた。サンマは、岩手・宮城主体に入荷し、量は前週と比べ３割ほど減少し、価格は若干上げた。カツオは、宮崎主体に入荷し、量は前週と比べ４割減少し、価格は１割弱上げた。