水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

平成26年7月4週 (7月18日～7月24日） 前年同期 （7月19日～7月25日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,514 725 302 487
　前　　　 週 　　　比 （％） 107 133 74 106
　前　年　同　期　比 （％） 94 107 69 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.0 136 ↑ 100 各地 生 16,200 5,883 1,404 130 162
海外 生 8,640 3,046 2,160 110 83
メバチ 94.7 99 91 各地* 冷凍 3,024 942 734 100 115
アジ 62.4 203 ↑ 109 長崎 中 1,404 680 270 60 125 250-350g/尾
佐賀ほか 中小 864 529 324 56 103 110g/尾
サバ 38.0 118 ↑ 124 ↑ 千葉 － 1,296 406 151 70 121 7-8入/5kg
イワシ 11.9 45 ↓ 48 ↓ 北海道ほか － 1,620 827 432 161 207 110-130g/尾
スルメイカ 31.5 95 91 北海道ほか － 756 531 324 119 88 20-25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 12.5 160 ↑ 137 ↑ 各地 － 513 - 432 - -
サンマ 4.1 95 69 ↓ 北海道 解凍 648 - 486 - - 23-25入/4kg
カレイ 8.9 122 ↑ 124 ↑ 北海道 マ 1,080 - 432 - -
青森 マコ 864 594 540 - -
北海道 アカ 1,296 864 648 99 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - -
ハマチ 10.5 117 ↑ 80 ↓ 愛媛ほか － 1,134 1,080 1,026 100 121 5-6kg/尾
塩サケ 21.6 91 110 ↑ 北海道 トキ 1,620 1,296 1,080 100 144
北海道 アキ 864 540 324 100 93
タラ類 6.0 98 102 岩手ほか 生 648 - 432 - - 3-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 810 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 58.3 133 ↑ 79 ↓ 宮城 － 1,944 464 216 75 130 2kg/尾
キンメダイ 10.0 204 ↑ 97 東京 － 8,640 1,987 1,080 101 137 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
今週は、２１日（月）が祭日だったため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は、前週と比べて３３％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１８日（金）減少したスルメは値を上げ、増加したアジ、サバは値を下げたが、全般的に小幅な値動きにとどまるなど、相場は小動き。１９日（土）全般的に荷が増加し、アジを始め軒並み値を下げるなど、相場は小幅下落。２２日（火）大幅に増加したアジが大きく値を下げた一方で、減少したスルメが値を上げるなど、相場は高安まちまち。生サンマは5日ぶりの入荷となり、引き続き高値で取引された。２３日（水）全般的に荷は少なかったが、水曜市で買い気は低調。大幅に減少したカツオとまだ入荷の少ない生サンマが値上がりした以外は軒並み値を下げるなど、相場は下落。２４日（木）昨日同様に入荷が少なく、買い気は好調となり、アジ、サバ、スルメにしっかりと値が付くなど、相場は強保合。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型は長崎主体、中小型は佐賀、和歌山主体に入荷し、入荷量は前週に比べ１０３％増加し、価格は中型が４割安、中小型は約４．５割安。サバは千葉主体に入荷し、入荷量は前週に比べ１８％増加し、価格は３割安。イワシは北海道、千葉主体に入荷し、入荷量は５５％減少し、価格は約６割高。スルメイカは北海道、青森主体に入荷し、入荷量は前週に比べ５％減少し、価格は約２割高。カツオは宮城主体に入荷し、入荷量は前週に比べ３３％増加し、価格は２．５割安。