水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2015年10月1週 (9月25日～10月1日） 前年同期 （9月26日～10月2日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,642 715 452 474
　前　　　 週 　　　比 （％） 99 72 197 110
　前　年　同　期　比 （％） 91 93 84 98


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均取扱数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
取扱
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 29.4 72 ↓ 122 ↑ 各地 生 16,200 6,482 2,160 121 114
海外 生 7,020 3,810 2,160 114 113
メバチ 70.8 94 82 ↓ 各地* 冷凍 3,240 934 680 99 95
アジ 47.3 62 ↓ 133 ↑ 長崎 中 1,080 441 281 102 64 170g/尾
長崎ほか 中小 540 414 324 113 88 100-110g/尾
サバ 28.8 78 ↓ 73 ↓ 和歌山ほか － 2,160 645 281 158 88 10入/5kg
イワシ 27.1 181 ↑ 123 ↑ 青森ほか － 1,404 351 216 55 75 130g/尾
スルメイカ 30.0 78 ↓ 89 ↓ 北海道ほか － 648 508 432 99 102 20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 9.8 169 ↑ 62 ↓ 各地 － 446 - 405 - -
サンマ 130.2 72 ↓ 74 ↓ 北海道ほか 生 3,240 558 324 79 155 27入/4kg
カレイ 9.4 93 152 ↑ 北海道 マ 756 558 432 98 86
青森ほか マコ 2,160 567 432 - 72
北海道 アカ 972 693 540 84 92
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 - 432 - -
ハマチ 13.5 46 ↓ 148 ↑ 愛媛ほか 野〆 918 864 756 94 80 5-6kg/尾
塩サケ 23.9 137 ↑ 59 ↓ 北海道 トキ 2,160 1,868 1,188 100 144
北海道 アキ 972 864 540 100 150
タラ類 10.6 80 ↓ 85 ↓ 岩手ほか 生 1,296 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 972 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 17.2 46 ↓ 69 ↓ 宮城 － 3,024 1,152 378 125 110 3kg/尾
キンメダイ 6.7 103 168 ↑ 静岡ほか － 7,020 2,052 1,296 93 85 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 0.8 400 ↑ 42 ↓ 三陸 － 4,860 2,786 1,944 - 124
各地 － 2,484 - 1,620 - -


３　築地市場概況
　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２８％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２５日（金）雨市で買い気は低調。アジ、カツオが減少した一方、サンマ、サバ、イワシは増加した。全般的に小幅な値動きで、相場は小動き。２６日（土）増加したアジやサンマを中心に安値基調で、相場は小安い。２８日（月）週明けの好天で買い気はまずまず。アジ、サバ、カツオなどを中心に価格は高めで、相場はしっかり。２９日（火）サバが２－３割、スルメが１割値を下げるなど、相場は小安い。３０日（水）月末の取引で全般的に入荷は減少。アジ、サバ、カツオ、サンマなどが高めで、相場は強保合。１日（木）月替わりで入荷は増加。アジが２－３割、カツオが１－２割値を上げるなど、相場は堅調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は長崎、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ３８％減少し、価格は中型がほぼ変わらず、中小型が１割強高。サバは和歌山、青森主体に入荷、数量は前週に比べ２２％減少し、価格は５．５割強高。イワシは青森、北海道主体に入荷、数量は前週に比べ８１％増加し、価格は４．５割安。スルメイカは北海道、青森主体に入荷、数量は前週に比べ２２％減少し、価格はほぼ変わらず。カツオは宮城主体に入荷、数量は前週に比べ５４％減少し、価格は２．５割高。生サンマは北海道、岩手主体に入荷、数量は前週に比べ２８％減少し、価格は２割強安。