水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2016年2月1週 (1月29日～2月4日） 前年同期 （1月30日～2月5日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,591 696 323 571
　前　　　 週 　　　比 （％） 118 115 121 118
　前　年　同　期　比 （％） 91 101 73 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 24.3 108 103 各地 生 31,320 6,434 2,700 94 84
海外 生 6,480 2,465 2,160 100 102
メバチ 71.1 102 77 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,001 734 97 101
アジ 49.5 127 ↑ 137 ↑ 長崎ほか 中 1,404 605 324 71 67 180-200g/尾
新潟ほか 中小 1,080 350 162 79 44 100-120g/尾
サバ 45.5 123 ↑ 135 ↑ 千葉ほか － 1,620 397 216 72 76 7-8入/5kg
イワシ 38.4 174 ↑ 267 ↑ 静岡 － 1,512 421 162 88 74 120g/尾
スルメイカ 16.4 260 ↑ 60 ↓ 長崎 － 1,188 771 360 90 131 20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 18.8 122 ↑ 106 各地 － 446 - 405 - -
サンマ 5.7 93 67 ↓ 各地 解凍 648 - 432 - -
カレイ 14.0 125 ↑ 95 北海道 マ 756 648 540 - -
青森ほか マコ 756 486 432 69 -
北海道 アカ 1,080 - 540 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 612 324 113 -
ハマチ 54.3 86 ↓ 128 ↑ 愛媛ほか 野〆 918 864 756 100 - 5-6kg/尾
塩サケ 29.6 133 ↑ 96 北海道 トキ 2,484 1,814 1,296 93 153
北海道 アキ 918 778 648 96 103
タラ類 24.6 95 87 ↓ 岩手ほか 生 1,512 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 972 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 9.7 571 ↑ 90 ↓ 宮崎ほか － 2,700 1,156 270 140 191 4-5kg/尾
キンメダイ 9.8 117 ↑ 134 ↑ 千葉ほか － 4,320 2,117 1,080 98 103 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 19.4 103 120 ↑ 三陸 － 2,592 1,505 864 90 96
各地 － 1,512 - 756 - -


３　築地市場概況
　今週は３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２９日（金）天候の悪化もあり買い気は後退。アジが２割、サバが１－２割値を下げるなど、相場は小甘い。３０日（土）休市前だが潤沢入荷で買い気は振るわず。急増したアジが２割、カツオが２－３割値を下げるなど、相場は下落。１日（月）急増したイワシをはじめ、アジ、サバ、カツオなど軒並み下げ基調で、相場は小幅続落。２日（火）引き続き潤沢な入荷。イワシが２割、スルメが２－３割値下がりするなど、相場は軟調。４日（木）アジが２－３割、スルメが２割値を下げた一方、サバが１－２割値を上げるなど、相場は高安まちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、佐賀、中小型は新潟、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ２７％増加し、価格は中型が約３割安、中小型が約２割安。サバは千葉、静岡主体に入荷、数量は前週に比べ２３％増加し、価格は３割弱安。イワシは静岡主体に入荷、数量は前週に比べ７４％増加し、価格は１割強安。スルメイカは長崎主体に入荷、数量は前週に比べ１６０％増加し、価格は１割安。カツオは宮崎、鹿児島主体に入荷、数量は前週に比べ４７１％増加し、価格は４割高。