水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2016年4月2週 (4月8日～4月14日） 前年同期 （4月10日～4月16日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,483 720 256 507
　前　　　 週 　　　比 （％） 85 100 58 86
　前　年　同　期　比 （％） 88 102 62 90


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 29.4 101 98 各地 生 17,280 7,129 1,620 78 99
海外 生 6,264 2,863 1,728 92 85
メバチ 71.8 70 ↓ 75 ↓ 各地* 冷凍 3,780 976 734 100 102
アジ 84.7 128 ↑ 234 ↑ 長崎 中 1,188 378 259 74 39 160-200g/尾
新潟ほか 中小 756 421 216 105 80 80-100g/尾
サバ 37.8 98 102 静岡ほか － 864 298 173 105 78 7-8入/5kg
イワシ 32.4 92 99 石川ほか － 864 410 216 108 86 120g/尾
スルメイカ 7.1 125 ↑ 89 ↓ 石川ほか － 1,296 865 360 95 88 18-20入/3kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 10.3 58 ↓ 51 ↓ 各地 － 446 - 405 - -
サンマ 6.0 111 ↑ 60 ↓ 各地 解凍 648 - 432 - -
カレイ 15.1 84 ↓ 136 ↑ 北海道 マ 756 567 432 105 -
宮城ほか マコ 864 540 324 - -
北海道 アカ 756 594 324 110 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 - 324 - -
ハマチ 23.2 87 ↓ 123 ↑ 愛媛ほか 野〆 810 756 702 95 - 5-6kg/尾
塩サケ 20.6 84 ↓ 67 ↓ 北海道 トキ 2,160 1,728 1,296 100 145
北海道 アキ 864 756 648 100 100
タラ類 9.2 86 ↓ 74 ↓ 青森ほか 生 972 - 270 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 44.2 114 ↑ 141 ↑ 鹿児島ほか － 4,644 583 216 117 64 1.5-6kg/尾
キンメダイ 9.4 111 ↑ 90 ↓ 東京ほか － 7,560 2,052 1,080 99 102 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 3.8 84 ↓ 115 ↑ 三陸 － 1,296 - 756 - -
各地 － 1,296 - 864 - -


３　築地市場概況
　今週は１３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週と同量。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、８日（金）週末の取引で天候も回復し、引き合いは強め。イワシが２－４割、スルメが１－２割値を上げるなど、相場は強保合。９日（土）イワシが１－２割値を上げたほかは全般に横ばい傾向で、相場は強保合。１１日（月）休市明けだが、入荷増加で買い気はいまひとつ。サバが２－３割、カツオが１－３割値を下げるなど、相場は軟調。１２日（火）スルメが２割値を上げた一方、アジが１－２割、サバが２割値を下げるなど、相場は高安まちまち。１４日（木）アジが２－３割値を上げたが、イワシは１－２割、スルメは２－３割値を下げ、相場は高安まちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟、宮崎主体に入荷、数量は前週に比べ２８％増加し、価格は中型が約２．５割安、中小型が０．５割高。サバは静岡、三重主体に入荷、数量は前週に比べ２％減少し、価格は０．５割高。イワシは石川、富山主体に入荷、数量は前週に比べ８％減少し、価格は１割弱高。スルメイカは石川、島根主体に入荷、数量は前週に比べ２５％増加し、価格は０．５割安。カツオは鹿児島、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ１４％増加し、価格は１．５割強高。