水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2017年1月3週 (1月13日～1月19日） 前年同期 （1月15日～1月21日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,268 597 254 418
　前　　　 週 　　　比 （％） 97 99 103 92
　前　年　同　期　比 （％） 94 95 98 90


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 26.8 95 101 各地 生 24,840 7,592 2,160 92 117
海外 生 8,100 2,970 2,160 108 116
メバチ 52.7 92 78 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,145 756 101 109
アジ 49.5 106 99 長崎ほか 中 1,620 724 324 105 140 170-200g/尾
長崎 中小 864 702 540 108 141 120g/尾
サバ 39.4 110 ↑ 69 ↓ 千葉 － 2,700 510 216 95 115 8-10入/5kg
イワシ 19.3 97 128 ↑ 三重ほか － 2,160 410 162 108 81 100g/尾
スルメイカ 4.2 59 ↓ 22 ↓ 富山ほか － 1,296 1,076 756 127 169 10-20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 5.3 161 ↑ 90 ↓ 各地 － 1,013 － 743 － －
サンマ 6.7 100 129 ↑ 各地 解凍 648 － 378 － －
カレイ 8.0 67 ↓ 54 ↓ 北海道 マ 864 － 432 － －
宮城ほか マコ 864 － 432 － －
北海道 アカ 1,296 － 540 － －
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 － 270 － －
ハマチ 63.2 148 ↑ 107 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 19.0 84 ↓ 84 ↓ 北海道 トキ 1,404 1,296 972 100 67
北海道 アキ 1,026 810 648 100 100
タラ類 29.6 103 111 ↑ 青森ほか 生 2,160 － 378 － － 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 － 864 － － 4-7枚入/5kg
カツオ 0.9 82 ↓ 100 高知 － 3,564 2,052 756 105 81 4kg/尾
キンメダイ 4.1 68 ↓ 45 ↓ 千葉ほか － 5,940 2,635 1,404 112 123 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.9 116 ↑ 89 ↓ 三陸 － 2,808 1,469 648 68 98
各地 － 1,728 － 756 － －


３　築地市場概況
　今週は１８日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１３日（金）週末の取引だが買い気は振るわず。全般の相場は小動き。１４日（土）前荷薄や休市前ということもあり、荷動きはおおむね良好。全般の相場は強保合。１６日（月）休市明けで買い気はやや上向き。イワシが１-２割値を下げ、カツオが１割値を上げるなど、全般の相場は小動き。１７日（火）全体の入荷は少ないが買い気は弱め。アジが１-２割、イワシが２-３割値を下げる一方、サバが２-３割、カツオが３-４割値を上げるなど、相場は高安まちまち。１９日（木）休市明けだが全体の入荷が急増し引き合いは弱め。アジが３-４割、サバが２-３割値を下げるなど、相場は軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、佐賀、中小型が長崎主体に入荷、数量は前週に比べ６％増加し、価格は中型が０．５割高、中小型が１割弱高。サバは千葉主体に入荷、数量は前週に比べ１０％増加し、価格は０．５割安。イワシは三重、宮城主体に入荷、数量は前週に比べ３％減少し、価格は１割弱高。スルメイカは富山、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ４１％減少し、価格は２．５割強高。カツオは高知主体に入荷、数量は前週に比べ１８％減少し、価格は０．５割高。