水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2017年2月1週 (1月27日～2月2日） 前年同期 （1月29日～2月4日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,572 720 376 476
　前　　　 週 　　　比 （％） 120 112 160 110
　前　年　同　期　比 （％） 99 103 116 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 54.2 179 ↑ 223 ↑ 各地 生 15,120 4,230 1,944 65 66
海外 生 7,128 2,760 2,376 93 112
メバチ 72.8 127 ↑ 102 各地* 冷凍 3,240 1,118 864 98 112
アジ 72.0 144 ↑ 145 ↑ 長崎ほか 中 1,620 443 324 89 73 170-200g/尾
島根 中小 540 464 324 111 133 120g/尾
サバ 46.1 128 ↑ 101 福岡ほか － 1,620 367 216 70 92 10入/5kg
イワシ 35.7 173 ↑ 93 千葉 － 1,620 302 162 107 72 110-120g/尾
スルメイカ 6.6 96 40 ↓ 長崎 － 1,512 1,123 648 114 146 ２0入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.3 89 ↓ 18 ↓ 各地 － 1,013 － 743 － －
サンマ 4.2 67 ↓ 74 ↓ 各地 解凍 648 － 378 － －
カレイ 14.3 108 102 北海道 マ 864 － 216 － －
宮城ほか マコ 864 － 216 － －
北海道 アカ 972 － 540 － －
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 － 270 － －
ハマチ 51.4 84 ↓ 95 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 28.0 146 ↑ 95 北海道 トキ 1,404 1,296 972 100 71
北海道 アキ 1,026 810 648 100 104
タラ類 23.4 83 ↓ 95 青森ほか 生 1,512 － 270 － － 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 － 864 － － 4-7枚入/5kg
カツオ 1.1 37 ↓ 11 ↓ 千葉ほか － 3,240 1,760 540 134 152 4-7kg/尾
キンメダイ 7.7 179 ↑ 79 ↓ 東京ほか － 5,400 2,592 1,296 100 122 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 14.7 84 ↓ 76 ↓ 三陸 － 2,700 1,289 648 95 86
各地 － 1,620 － 756 － －


３　築地市場概況
　今週は１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１２％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２７日（金）週末の取引だが、買い気は低調。アジが３割、サバが２割値を下げるなど、相場は軟調。２８日（土）休市前だが買い気はいまひとつ。サバが１-２割値を上げる一方、カツオが１割値を下げるなど、全般の相場は小動き。３０日（月）週明けで買い気はやや上向き。イワシが４-５割値を上げる一方、スルメが小幅に値を下げるなど、相場は高安まちまち。３１日（火）全体の入荷増で買い気は振るわず。イワシが３-４割、スルメが１-２割値を下げるなど、相場は弱保合。２日（木）休市明けで買い気は上向き。全体的に入荷増で、アジ、イワシがそれぞれ２割値を下げるなど、相場は小幅下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、福岡、中小型が島根主体に入荷、数量は前週に比べ４４％増加し、価格は中型が約１割安、中小型が約１割高。サバは福岡、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ２８％増加し、価格は３割安。イワシは千葉主体に入荷、数量は前週に比べ７３％増加し、価格は０．５割強高。スルメイカは長崎主体に入荷、数量は前週に比べ４％減少し、価格は約１．５割高。カツオは千葉、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ６３％減少し、価格は約３．５割高。