水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2017年2月3週 (2月10日～2月16日） 前年同期 （2月12日～2月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,480 702 288 490
　前　　　 週 　　　比 （％） 121 126 105 126
　前　年　同　期　比 （％） 104 109 96 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 31.3 115 ↑ 121 ↑ 各地 生 30,240 6,436 2,160 115 109
海外 生 8,316 3,007 2,160 118 117
メバチ 64.6 92 74 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,114 864 99 112
アジ 32.7 85 ↓ 80 ↓ 長崎 中 1,944 864 432 152 105 170-200g/尾
富山 中小 1,080 756 540 138 171 100-120g/尾
サバ 49.1 150 ↑ 129 ↑ 千葉ほか － 1,620 556 281 121 110 7-8入/5kg
イワシ 34.0 210 ↑ 99 三重ほか － 1,296 270 162 82 63 110-120g/尾
スルメイカ 12.0 148 ↑ 46 ↓ 富山 － 1,296 832 324 84 129 1５入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.4 83 ↓ 31 ↓ 各地 － 1,013 － 743 － －
サンマ 9.7 202 ↑ 141 ↑ 各地 解凍 648 － 378 － －
カレイ 14.6 119 ↑ 146 ↑ 北海道 マ 648 － 324 － －
宮城ほか マコ 864 － 216 － －
北海道 アカ 972 － 540 － －
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 － 270 － －
ハマチ 53.0 145 ↑ 101 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 25.6 119 ↑ 127 ↑ 北海道 トキ 1,404 1,296 972 100 75
北海道 アキ 1,026 810 648 100 107
タラ類 27.4 141 ↑ 121 ↑ 青森ほか 生 1,620 － 324 － － 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 － 864 － － 4-7枚入/5kg
カツオ 19.1 277 ↑ 135 ↑ 千葉 － 3,780 473 324 46 58 6-8kg/尾
キンメダイ 7.6 127 ↑ 87 ↓ 東京ほか － 4,860 2,295 1,404 108 102 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 18.0 124 ↑ 110 ↑ 三陸 － 3,240 1,613 648 128 117
各地 － 1,620 － 756 － －


３　築地市場概況
　今週は１１日（土）、１５日（水）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２６％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１０日（金）連休前で買い気は旺盛。全般は入荷増で、サバが２ー３割、カツオが２割値を下げるなど、相場は続軟調。１３日（月）週明けで買い気はまずまず。全般の相場は強保合。１４日（火）全体の入荷減と休市前の取引で荷動きは順調。イワシが４－１０割、カツオが１ー２割値を上げるなど、相場は堅調。１６日（木）豊富な入荷で荷動きは鈍化。アジ、イワシが５割、サバが１ー２割値を下げるなど、相場は下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が富山主体に入荷、数量は前週に比べ１５％減少し、価格は中型が５割強高、中小型が４割弱高。サバは千葉、高知主体に入荷、数量は前週に比べ５０％増加し、価格は約２割高。イワシは三重、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ２．１倍増加し、価格は２割弱安。スルメイカは富山主体に入荷、数量は前週に比べ４８％増加し、価格は約１．５割安。カツオは千葉主体に入荷、数量は前週に比べ約２．８倍増加し、価格は約５．５割安。