水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2017年2月4週 (2月17日～2月23日） 前年同期 （2月19日～2月25日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,302 656 225 420
　前　　　 週 　　　比 （％） 88 94 78 86
　前　年　同　期　比 （％） 93 100 91 86


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.0 86 ↓ 104 各地 生 29,160 9,638 2,160 150 160
海外 生 7,560 3,017 2,376 100 132
メバチ 65.9 102 87 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,114 864 100 113
アジ 58.5 179 ↑ 103 長崎ほか 中 1,620 508 324 59 86 170-200g/尾
鹿児島ほか 中小 972 551 324 73 150 90-120g/尾
サバ 42.1 86 ↓ 87 ↓ 静岡ほか － 1,620 376 259 68 101 8-10入/5kg
イワシ 32.4 95 104 三重 － 1,620 238 162 88 73 100-110g/尾
スルメイカ 12.7 106 58 ↓ 富山ほか － 1,296 838 324 101 125 ２0入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.9 85 ↓ 27 ↓ 各地 － 1,013 － 743 － －
サンマ 5.5 57 ↓ 74 ↓ 各地 解凍 648 － 378 － －
カレイ 12.4 85 ↓ 131 ↑ 北海道 マ 756 － 324 － －
青森ほか マコ 864 756 324 － 140
北海道 アカ 918 － 324 － －
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 432 216 － 80
ハマチ 36.5 69 ↓ 68 ↓ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 16.1 63 ↓ 81 ↓ 北海道 トキ 1,404 1,296 972 100 75
北海道 アキ 1,026 810 648 100 107
タラ類 20.1 73 ↓ 94 青森ほか 生 1,620 － 324 － － 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 － 864 － － 4-7枚入/5kg
カツオ 12.6 66 ↓ 93 宮崎 － 2,700 724 432 153 91 6-8kg/尾
キンメダイ 5.5 72 ↓ 59 ↓ 東京ほか － 5,400 2,565 1,296 112 112 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.1 89 ↓ 93 三陸 － 2,700 1,319 648 82 79
各地 － 1,404 － 864 － －


３　築地市場概況
　今週は２２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１７日（金）週末の取引だが買い気は低調。スルメが１割値を下げるなど、全般の相場は弱保合。１８日（土）休市前ながらさえない値動き。全般の相場は小動き。２０日（月）休市明けで荷動きはおおむね順調。全体の入荷が減少し、相場は強保合。２１日（火）強風による各地のしけや後荷薄が懸念された。スルメが１-２割値を上げるなど、相場は強保合。２３日（木）休市明けだが、天候の悪化で買い気は低調。カツオが１割値を下げるなど、全般の相場は小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、福岡、中小型が鹿児島、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ７９％増加し、価格は中型が約４割安、中小型が２．５割強安。サバは静岡、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ１４％減少し、価格は３割強安。イワシは三重主体に入荷、数量は前週に比べ５％減少し、価格は１割強安。スルメイカは富山、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ６％増加し、価格はほぼ変わらず。カツオは宮崎主体に入荷、数量は前週に比べ３４％減少し、価格は５．５割弱高。