水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課
０３（３５４７）８０６１～８０６３

2018年5月2週 (5月4日～5月10日） 前年同期 （5月5日～5月11日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,424 685 234 505
　前　　　 週 　　　比 （％） 85 85 69 96
　前　年　同　期　比 （％） 83 79 97 83


2 魚種別取扱状況（各地＊：海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 44.8 94 ↓ 126 ↑ 各地 生 18,360 5,689 1,512 118 111 -
海外 生 6,804 3,007 2,160 102 113 -
メバチ 61.2 95 ↓ 103 ↑ 各地* 冷凍 3,132 1,134 864 100 98 -
アジ 58.1 84 ↓ 105 ↑ 長崎ほか 中 1,404 630 432 146 80 160-180g/尾
宮崎ほか 中小 864 540 324 116 118 100-110g/尾
サバ 35.1 102 ↑ 88 ↓ 千葉 － 972 338 216 117 88 8-10入/5kg
イワシ 42.8 87 ↓ 83 ↓ 富山ほか － 756 303 216 112 107 110-120g/尾
スルメイカ 2.0 33 ↓ 42 ↓ 富山ほか － 1,512 1,080 648 103 162 20-30入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 6.7 78 ↓ 122 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 6.2 188 ↑ 67 ↓ 各地 解凍 864 - 540 - - -
カレイ 14.0 127 ↑ 104 ↑ 北海道 マ 702 - 324 - - -
青森ほか マコ 648 - 432 - - -
北海道 アカ 756 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 - 324 - - -
ハマチ 16.5 90 ↓ 84 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 120 5-6kg/尾
塩サケ 22.2 103 ↑ 102 ↑ 北海道 トキ 1,080 972 864 100 90 -
北海道 アキ 1,404 1,188 1,080 100 208 -
タラ類 8.5 100 → 121 ↑ 青森ほか 生 756 756 648 100 93 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 44.5 83 ↓ 59 ↓ 千葉ほか － 4,325 558 270 112 86 2kg/尾
キンメダイ 7.7 47 ↓ 62 ↓ 静岡ほか － 5,940 1,872 1,026 113 112 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は４日（金）、５日（土）、９日（水）が休市のため３日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１５％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、７日（月）３連休明けで、荷動きは順調。スルメイカは小動きにとどまったが、カツオやアジ、イワシが２－４割値を上げたため、相場全体では続伸。８日（火）休市前だが、悪天候続きで買い気は低調。イワシは１－２割値を上げたが、アジが１－２割、サバも小幅ながら値を下げたため、相場全体では小動き。１０日（木）休市明けだが、天候の悪化で買い気は弱め。サバは３割値を上げたものの、カツオやイワシが１－４割値を下げ、相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や鹿児島、佐賀、中小型が宮崎、島根主体に入荷。数量は前週に比べ１６％減少し、価格は中型が４.５割強高、中小型が１.５割強高。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は１.５割強高。イワシは富山、石川主体に入荷。数量は前週に比べ１３％減少し、価格は１割強高。スルメイカは富山、福井主体に入荷。数量は前週に比べ６７％減少し、価格はわずかに上昇。カツオは千葉、鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ１７％減少し、価格は１割強高。