水産物の週間市況について

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2018年6月1週 (6月1日～6月7日） 前年同期 （6月2日～6月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,428 662 302 464
　前　　　 週 　　　比 （％） 110 102 121 117
　前　年　同　期　比 （％） 110 105 134 103


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 47.6 152 ↑ 141 ↑ 各地 生 16,200 4,332 1,728 92 147 -
海外 生 8,640 2,532 2,160 96 89 -
メバチ 56.9 94 ↓ 104 ↑ 各地* 冷凍 3,240 1,124 864 101 92 -
アジ 66.9 100 → 97 ↓ 千葉ほか 中 1,404 410 216 100 93 180-200g/尾
島根ほか 中小 648 421 216 115 115 100-110g/尾
サバ 31.2 97 ↓ 165 ↑ 千葉ほか － 648 456 216 92 88 6-7入/5kg
イワシ 43.8 103 ↑ 94 ↓ 石川ほか － 864 346 162 145 118 120g/尾
スルメイカ 18.9 183 ↑ 128 ↑ 石川 － 1,080 639 432 75 95 25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.7 79 ↓ 69 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.1 137 ↑ 77 ↓ 各地 解凍 864 - 540 - - -
カレイ 15.6 113 ↑ 139 ↑ 北海道 マ 648 - 216 - - -
青森ほか マコ 648 - 324 - - -
北海道 アカ 810 - 324 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 216 - - - -
ハマチ 11.6 100 → 103 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 107 5-6kg/尾
塩サケ 22.6 134 ↑ 92 ↓ 北海道 トキ 1,080 972 864 100 90 -
北海道 アキ 1,404 1,188 1,080 100 208 -
タラ類 6.0 85 ↓ 94 ↓ 青森ほか 生 - 756 - 100 102 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 30.9 97 ↓ 78 ↓ 千葉ほか － 2,700 540 162 122 64 2kg/尾
キンメダイ 11.4 93 ↓ 112 ↑ 東京ほか － 3,780 1,858 972 108 116 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は6日（水）が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、1日（金）週末の取引に入り、買い気はまずまず。イワシが2割値を下げたが、カツオやアジ、サバが1-3割値を上げたため、相場全体では小高い。2日（土）休市前で、買い気はまずまず。スルメイカが小幅ながら値を上げ、ブリも堅調だったが、アジとカツオが2-3割値を下げたため、相場全体では小動き。4日（月）週明けだが、豊富な入荷で買い気は弱かった。イワシはしっかりであったが、カツオとスルメイカが1-3割値を下げ、サバも軟調だったため、相場全体でも軟調。5日（火）休市前だが買い気は振るわず。スルメイカが1割値を上げ、サバも堅調だったが、イワシが1-2割値を下げたため、相場全体では小動き。7日（木）休市明けだが、入荷増で買い気は低調。カツオは2-3割値を上げたが、イワシとアジが2-3割値を下げ、スルメイカも小幅ながら値を下げたため、相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が千葉、長崎、中小型が島根、富山主体に入荷。数量は前週とほぼ変わらず、価格も中型はほぼ変わらず、中小型が1.5割高。サバは千葉、宮城主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は1割弱安。イワシは石川、千葉主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は4.5割高。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ83％増加し、価格は2.5割安。カツオは千葉、鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は2割強高。