水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　豊洲市場　水産農産品課
０３（３５２０）８２６１～８２６２

2018年12月3週 (12月14日～12月20日） 前年同期 （12月15日～12月21日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,234 565 286 383
　前　　　 週 　　　比 （％） 97 96 103 93
　前　年　同　期　比 （％） 91 93 92 87


2 魚種別取扱状況(各地* ： 海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 40.0 105 92 各地 生 19,440 8,125 1,944 97 90
海外 生 9,504 3,171 2,484 76 92
メバチ 70.1 102 92 各地* 冷凍 3,780 1,129 864 99 101
アジ 46.2 97 98 長崎ほか 中 756 450 216 87 84 160-180g/尾
長崎ほか 中小 594 405 324 94 237 80-100g/尾
サバ 44.7 108 128 ↑ 青森ほか － 1,080 371 173 118 73 10入/5kg
イワシ 16.5 170 ↑ 76 ↓ 青森ほか － 1,080 410 216 71 136 110g/尾
スルメイカ 6.0 90 ↓ 52 ↓ 北海道ほか － 1,404 1,131 756 101 121 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 5.0 96 143 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - -
サンマ 4.6 47 ↓ 131 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - -
カレイ 14.4 104 114 ↑ 北海道 マ 540 - 324 - -
宮城ほか マコ 1,728 - 324 - -
北海道 アカ 972 - 540 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 594 - 324 - -
ハマチ 34.8 102 99 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 23.1 80 ↓ 94 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230
北海道 アキ 1,080 972 756 100 90
タラ類 23.3 95 123 ↑ 青森ほか 生 2,160 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.4 94 106 鹿児島ほか － 3,240 1,566 756 104 86 3-5kg/尾
キンメダイ 6.4 94 103 東京ほか － 5,400 2,106 864 74 75 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 13.0 82 ↓ 90 ↓ 三陸 － 3,024 1,910 1,080 118 93
各地 － 2,160 1,242 864 100 104


３　豊洲市場概況
　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ4％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１４日（金）入荷減少により荷動きは低調。アジやサバが値上がりし、相場全体では小反発。１５日（土）高値が嫌気され売れ行きは今ひとつ。アジとイワシが値を下げて、相場全体では弱保合。１７日（月）週明けだが買い気は今ひとつ。イワシ、アジが続落して、相場全体では小甘い。１８日（火）入荷は減少したが、買い気は振るわず。イワシが3割続落して、相場全体では軟調。１９日（水）入荷は減少したが水曜市で買い気は低調。イワシが2-3割反発し、相場全体ではしっかり。２０日（木）入荷は減少したが、買い気振るわず。アジが上伸、イワシが反落など、相場全体では高安まちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、佐賀、中小型が長崎、富山主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに減少し、価格は中型が1.5割弱安、中小型が0.5割強安。サバは青森、千葉、岩手主体に入荷、前週に比べ数量は8％増加し、価格は2割弱高。イワシは青森、北海道主体に入荷、前週に比べ数量は1.7倍に増加し、価格は3割弱安。スルメイカは北海道、青森主体に入荷、前週に比べ数量は10％減少したが、価格はほぼ変わらず。カツオは鹿児島、長崎主体に入荷、前週に比べ数量は6％減少し、価格は0.5割弱高。ムキカキの数量は前週に比べ18％減少し、三陸産の価格は2割弱高。