水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　豊洲市場　水産農産品課
０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年1月2週 (1月11日～1月17日） 前年同期 （1月12日～1月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,206 613 230 362
　前　　　 週 　　　比 （％） 87 92 88 80
　前　年　同　期　比 （％） 95 97 104 88


2 魚種別取扱状況(各地* ： 海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 31.5 65 ↓ 116 ↑ 各地 生 17,820 7,971 2,160 45 118 -
海外 生 5,400 2,595 2,268 108 85 -
メバチ 57.3 107 ↑ 122 ↑ 各地* 冷凍 2,916 1,112 864 99 97 -
アジ 43.6 133 ↑ 84 ↓ 鳥取ほか 中 1,620 518 324 62 120 160-180g/尾
石川 中小 540 396 270 68 96 100-110g/尾
サバ 47.4 103 ↑ 120 ↑ 佐賀ほか － 1,080 279 173 76 71 8-10入/5kg
イワシ 21.9 110 ↑ 131 ↑ 千葉 － 972 432 162 114 133 120g/尾
スルメイカ 9.3 80 ↓ 60 ↓ 富山ほか － 1,404 959 540 106 124 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.3 79 ↓ 97 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 5.2 63 ↓ 153 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 13.6 142 ↑ 121 ↑ 北海道 マ 756 540 324 - - -
青森ほか マコ 756 - 324 - - -
北海道 アカ 1,026 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 - 324 - - -
ハマチ 40.6 85 ↓ 100 → 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 16.3 78 ↓ 85 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,080 972 756 100 90 -
タラ類 29.1 110 ↑ 112 ↑ 青森ほか 生 1,296 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.2 41 ↓ 80 ↓ 愛媛 － 2,160 1,318 540 125 56 3-5kg/尾
キンメダイ 6.7 72 ↓ 129 ↑ 東京ほか － 7,560 2,398 972 110 111 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 17.0 97 ↓ 86 ↓ 三陸 － 2,700 1,441 648 60 108 -
各地 － 1,728 1,242 864 95 111 -


３　豊洲市場概況
　今週は１４日（月）が祝日のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ8％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、11日（金）週末の取引に入ったが、鮮魚類の引き合いは弱め。サバが２割、アジが１－２割値を下げたため、相場全体では弱保合。１２日（土）連休前だが、買い気は引き続きさえなかった。イワシが２－３割、サバが１－２割値を下げたため、相場全体では小安い。１５日（火）連休明けで買い気は上向いた。イワシが３－４割値を上げた一方で、アジが１－３割、スルメイカが２割値を下げたため、相場全体では小幅続落。１６日（水）入荷はやや減少したものの、水曜市で買い気は弱かった。アジが２割値を下げたが、ブリが１－３割値を上げ、カツオもおおむね反発であったため、相場全体では小反発。１７日（木）入荷は減少したものの、買い気は弱め。スルメイカが堅調、サバがしっかりであった一方で、イワシが１割値を下げたため、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が鳥取、長崎、中小型が石川主体に入荷。前週に比べ数量は３３％増加し、価格は中型が４割弱安、中小型が３割強安。サバは佐賀、福岡主体に入荷。前週に比べ数量は３％増加し、２．５割弱安。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は１０％増加し、価格は１.５割弱高。スルメイカは富山、長崎主体に入荷。前週に比べ数量は２０％減少し、価格は０．５割強高。カツオは愛媛主体に入荷。前週に比べ数量は５９％減少し、価格は２．５割高。ムキカキの数量は３%減少し、三陸産の価格は４割安。