水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年1月4週 (1月25日～1月31日） 前年同期 （1月26日～2月1日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,225 605 256 364
　前　　　 週 　　　比 （％） 111 108 133 105
　前　年　同　期　比 （％） 91 101 93 79


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.8 124 ↑ 102 ↑ 各地 生 20,520 7,471 1,620 134 105 -
海外 生 5,940 2,920 2,268 117 125 -
メバチ 69.0 134 ↑ 98 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,113 756 100 96 -
アジ 43.1 148 ↑ 86 ↓ 長崎 中 1,296 620 475 91 117 160-180g/尾
富山ほか 中小 648 594 432 100 167 100-110g/尾
サバ 50.1 96 ↓ 120 ↑ 佐賀ほか － 1,080 276 173 107 83 8-10入/5kg
イワシ 35.2 201 ↑ 177 ↑ 千葉 － 1,080 302 162 62 65 110g/尾
スルメイカ 8.0 101 ↑ 47 ↓ 富山 － 1,296 903 540 83 135 15入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.6 96 ↓ 96 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.5 76 ↓ 102 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 9.5 97 ↓ 119 ↑ 北海道 マ 756 - 432 - - -
青森ほか マコ 864 540 432 - - -
北海道 アカ 972 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 324 216 - - -
ハマチ 37.5 81 ↓ 98 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 16.3 85 ↓ 92 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 90 -
タラ類 28.4 97 ↓ 130 ↑ 青森ほか 生 1,188 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.5 188 ↑ 23 ↓ 和歌山ほか － 3,240 2,074 432 143 262 3-5kg/尾
キンメダイ 7.7 112 ↑ 97 ↓ 高知ほか － 5,400 1,922 972 90 78 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.7 102 ↑ 80 ↓ 三陸 － 3,024 1,488 648 107 92 -
各地 － 1,944 1,242 756 100 112 -


３　豊洲市場概況
　今週は３０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２５日（金）入荷は減ったが、鮮魚類の荷動きは低調。サバが１割値を下げた一方で、イワシが３－５割、アジが１－２割値を上げたため、相場全体では小反発。２６日（土）休市前だが、買い気は今一つ。アジが２－３割値を下げたことに加え、ブリも１－２割値を下げたため、相場全体では小反落。２８日（月）週明けだが、買い気は振るわなかった。カツオが２－３割値を上げたことに加え、アジとスルメイカも小反発したため、相場全体では堅調。２９日（火）休市前だが、引き続き買い気は低調。アジが１－３割値を上げた一方で、カツオが２－３割、スルメイカも１－２割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。３１日（木）休市明けだが、月末で買い気は低調。サバが１－２割値を上げたことに加え、スルメイカも１割値を上げたため、相場全体ではしっかり。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が富山、長崎主体に入荷。前週に比べ数量は４８％増加し、価格は中型が１割弱安、中小型は変わらず。サバは佐賀、千葉主体に入荷。前週に比べ数量は４％減少し、価格は０．５割強高。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は約２倍に増加し、価格は４割弱安。スルメイカは富山主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は１．５割強安。カツオは和歌山、千葉主体に入荷。前週に比べ数量は８８％増加し、価格は４．５割弱高。ムキカキの数量は２%増加し、三陸産の価格は０．５割強高。