水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場 豊洲市場 水産農産品課
03(3520)8261〜8262

2019年2月4週 (2月22日〜2月28日) 前年同期 (2月23日〜3月1日)


1 品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
 一日平均取扱数量 ( t ) 1,257 626 252 379
 前    週    比 (%) 104 101 114 101
 前 年 同 期 比 (%) 92 92 91 92


2 魚種別取扱状況(各地* : 海外含む。前週・前年同期比の単位は%、該当する中値を比較して算出。)
品名 一日平均上場数量(t) 主産地 銘柄 卸売価格(s/円)及び中値比較 今週の主力
上場
数量
前週比 増減 前年
同期比
増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比
(サイズ)
マグロ 32.9 103 101 各地 23,760 5,678 1,620 112 85 -
海外 9,180 3,251 1,728 92 105 -
メバチ 51.5 101 79 各地* 冷凍 4,320 1,087 864 100 97 -
アジ 30.0 74 58 長崎ほか 1,620 842 432 111 177 160-180g/尾
島根ほか 中小 864 635 324 102 142 100-110g/尾
サバ 41.9 102 106 三重 648 311 130 117 109 8-10入/5kg
イワシ 30.0 97 79 千葉 1,080 270 162 105 100 100g/尾
スルメイカ 11.8 84 78 富山ほか 1,296 886 324 108 117 20入/5kg
冷スルメイカ 3.1 44 148 各地 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.8 114 137 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 16.6 117 97 北海道 648 - 324 - - -
青森ほか マコ 756 - 216 - - -
北海道 アカ 864 - 324 - - -
北海道 アサバ 540 - 216 - - -
ハマチ 26.5 94 99 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 18.4 96 88 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 90 -
タラ類 18.8 89 120 青森ほか 1,080 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 16.8 154 151 宮崎ほか 2,160 497 216 64 58 3-6kg/尾
キンメダイ 9.8 123 84 東京ほか 5,400 1,966 864 81 90 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 13.8 92 87 三陸 3,024 1,375 648 90 102 -
各地 1,944 1,242 648 100 107 -


3 豊洲市場概況
 今週は27日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
 一般鮮魚を中心に取引を見ると、22日(金)週末の取引に入ったが、買い気は振るわなかった。スルメイカが3割値を上げた一方で、サバが2−3割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。23日(土)休市前で天候も回復傾向のため、買い気は上向いた。カツオが1−3割、ブリが1−2割値を下げたため、相場全体では軟調。25日(月)週明けだが、降雨予報や入荷が増えたこともあり、買い気は低調。イワシが2−3割値を上げた一方で、スルメイカが1−2割値を下げたため、相場全体では小動き。26日(火)休市前だが、月末を控えて買い気は振るわなかった。カツオが2−3割、ブリが1−2割値を下げたため、相場全体では小安い。28日(木)休市明けだが、月末で入荷が増え雨市であったことで買い気は低調。アジが半値水準に急反落したことに加え、サバも1割値を下げたため、相場全体では続落。
 主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、佐賀、中小型が島根、鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は26%減少し、価格は中型が1割強高、中小型がわずかに上昇。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに増加し、価格は1.5割強高。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに減少し、価格は0.5割高。スルメイカは富山、長崎主体に入荷。前週に比べ数量は16%減少し、価格は1割弱高。カツオは宮崎、千葉主体に入荷。前週に比べ数量は54%増加し、価格は3.5割強安。ムキカキの数量は8%減少し、三陸産の価格は1割安。