水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年3月1週 (3月1日～3月7日） 前年同期 （3月2日～3月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,442 665 346 431
　前　　　 週 　　　比 （％） 115 106 137 114
　前　年　同　期　比 （％） 114 119 122 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 35.9 109 ↑ 98 ↓ 各地 生 18,900 4,409 1,296 78 66 -
海外 生 8,640 2,897 1,620 89 94 -
メバチ 85.8 167 ↑ 157 ↑ 各地* 冷凍 3,024 1,077 842 99 96 -
アジ 57.9 193 ↑ 203 ↑ 長崎 中 1,404 432 270 51 44 160-180g/尾
新潟ほか 中小 864 365 216 57 44 100-110g/尾
サバ 41.6 99 ↓ 199 ↑ 静岡ほか － 756 251 173 81 55 10入/5kg
イワシ 20.1 67 ↓ 43 ↓ 静岡 － 648 235 162 87 84 90-100g/尾
スルメイカ 13.3 113 ↑ 205 ↑ 長崎ほか － 1,944 834 324 94 91 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 61 ↓ 38 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.8 100 → 126 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 16.4 99 ↓ 139 ↑ 北海道 マ 540 378 216 - 88 -
青森ほか マコ 648 - 216 - - -
北海道 アカ 756 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 - 216 - - -
ハマチ 21.0 79 ↓ 77 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 20.5 111 ↑ 98 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 90 -
タラ類 15.9 85 ↓ 137 ↑ 青森ほか 生 1,080 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 16.7 99 ↓ 99 ↓ 鹿児島 － 1,836 583 270 117 86 3-6kg/尾
キンメダイ 7.9 81 ↓ 85 ↓ 東京ほか － 5,400 1,901 972 97 96 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 11.0 80 ↓ 94 ↓ 三陸 － 1,836 1,009 648 73 94 -
各地 － 1,728 1,159 648 93 110 -


３　豊洲市場概況
　今週は６日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１日（金）週末の取引に入り、買い気は幾分上向いた。イワシが２－３割、アジが２割、スルメイカが１割値を下げたため、相場全体では続落。２日（土）休市前で天候も良く、買い気はまずまず。カツオが１－２割値を上げた一方で、アジが１－２割値を下げたため、相場全体では小動き。４日（月）週明けだが、雨市で買い気は低調。イワシが２－３割、サバも１－３割値を下げたため、相場全体では小幅下落。５日（火）休市前で入荷が減ったため、買い気はやや好転。サバが１－４割、イワシとスルメイカも共に１割値を上げたため、相場全体では小反発。７日（木）休市明けだが、雨市で買い気は振るわなかった。アジが５－６割値を上げたことに加え、メジも堅調だったため、相場全体ではしっかり。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟、佐賀主体に入荷。前週に比べ数量は約２倍に増加し、価格は中型が５割弱安、中小型が４．５割弱安。サバは静岡、三重主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は２割弱安。イワシは静岡主体に入荷。前週に比べ数量は３３％減少し、価格は１．５割弱安。スルメイカは長崎、富山主体に入荷。前週に比べ数量は１３％増加し、価格は０．５割強安。カツオは鹿児島主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は１．５割強高。ムキカキの数量は２０％減少し、三陸産の価格は２．５割強安。