水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　豊洲市場　水産農産品課
０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年3月3週 (3月15日～3月21日） 前年同期 （3月16日～3月22日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,292 630 277 384
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 108 106 99
　前　年　同　期　比 （％） 98 94 123 91


2 魚種別取扱状況(各地* ： 海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.1 92 ↓ 99 ↓ 各地 生 25,380 5,227 2,160 73 41 -
海外 生 6,156 3,267 2,376 96 92 -
メバチ 69.5 96 ↓ 103 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,092 842 101 96 -
アジ 50.7 94 ↓ 114 ↑ 長崎 中 1,944 648 432 104 104 160-180g/尾
石川ほか 中小 756 419 216 107 74 100-110g/尾
サバ 35.8 90 ↓ 96 ↓ 鹿児島ほか － 1,944 328 173 122 105 10入/5kg
イワシ 24.1 227 ↑ 59 ↓ 千葉 － 972 367 162 130 131 100g/尾
スルメイカ 11.0 96 ↓ 117 ↑ 長崎ほか － 1,188 1,050 540 120 114 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.3 226 ↑ 113 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 5.8 116 ↑ 161 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 20.4 135 ↑ 132 ↑ 北海道 マ 594 - 324 - - -
青森ほか マコ 864 - 216 - - -
北海道 アカ 864 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 - 324 - - -
ハマチ 23.5 112 ↑ 106 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 14.5 85 ↓ 65 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 90 -
タラ類 14.0 97 ↓ 161 ↑ 青森ほか 生 1,188 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 15.2 83 ↓ 83 ↓ 千葉ほか － 2,700 864 378 125 87 4-6kg/尾
キンメダイ 6.3 81 ↓ 52 ↓ 東京ほか － 5,400 2,074 1,296 107 105 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 9.4 90 ↓ 88 ↓ 三陸 － 2,160 1,217 648 116 136 -
各地 － 1,620 1,098 756 100 106 -


３　豊洲市場概況
　今週は２１日（木）が祝日のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１５日（金）週末の取引に入り入荷が少なかったものの、買い気は今一つ。カツオが２－５割値を上げたことに加え、アジが堅調であったため、相場全体でも堅調。１６日（土）各地の漁好転を受け、総じて増加安の取引となった。イワシが大幅に下げたことに加え、アジも１－２割値を下げたため、相場全体では小幅下落。１８日（月）週明けだが、入荷増で引き合いは弱かった。アジが２－３割、イワシが２割値を下げたため、相場全体では軟調。１９日（火）翌日水曜日が開市となるため、鮮魚類の引き合いは弱かった。スルメイカが小幅ながら値を上げた一方で、カツオが１－２割値を下げたため、相場全体では小動き。２０日（水）休み前ながら、週の半ばで買い気は低調。イワシが２－３割値を下げたことに加え、ブリが続軟調であったため、相場全体では小幅下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川、鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は６％減少し、価格は中型が０．５割弱高、中小型が０．５割強高。サバは鹿児島、三重、新潟主体に入荷。前週に比べ数量は１０％減少し、価格は２割強高。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は約２．３倍に増加し、価格は３割高。スルメイカは長崎、山口主体に入荷。前週に比べ数量は４％減少し、価格は２割高。カツオは千葉、鹿児島主体に入荷。前週に比べ数量は１７％減少し、価格は２．５割高。ムキカキの数量は１０％減少し、三陸産の価格は１．５割強高。