水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年4月4週 (4月19日～4月25日） 前年同期 （4月20日～4月26日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,492 745 284 464
　前　　　 週 　　　比 （％） 108 108 106 109
　前　年　同　期　比 （％） 105 98 128 105


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 57.1 145 ↑ 118 ↑ 各地 生 17,280 4,305 1,188 48 97 -
海外 生 5,400 3,175 2,376 105 136 -
メバチ 83.6 142 ↑ 131 ↑ 各地* 冷凍 3,024 1,102 864 100 97 -
アジ 76.3 111 ↑ 102 → 長崎 中 1,620 351 259 81 90 160-180g/尾
島根 中小 648 446 324 98 112 100-110g/尾
サバ 34.3 92 ↓ 105 ↑ 三重 － 756 292 173 130 91 8-10入/5kg
イワシ 26.6 113 ↑ 66 ↓ 千葉ほか － 864 224 162 55 83 100-110g/尾
スルメイカ 3.3 33 ↓ 30 ↓ 富山 － 1,296 1,145 720 115 123 20-25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 5.0 128 ↑ 156 ↑ 各地 － 1,013 743 -
サンマ 5.2 102 ↑ 158 ↑ 各地 解凍 680 540 -
カレイ 24.7 86 ↓ 113 ↑ 北海道 マ 540 396 216 -
宮城ほか マコ 756 513 216 119 -
北海道 アカ 756 486 324 90 -
北海道 ｱｻﾊﾞ -
ハマチ 14.7 111 ↑ 107 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 16.6 87 ↓ 94 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 256 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 82 -
タラ類 9.2 84 ↓ 128 ↑ 岩手ほか 生 756 324 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 864 4-7枚入/5kg
カツオ 40.2 161 ↑ 87 ↓ 千葉ほか － 2,700 581 216 72 105 2-5kg/尾
キンメダイ 10.5 144 ↑ 105 ↓ 東京ほか － 4,860 2,376 1,080 93 121 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 3.4 79 ↓ 100 ↑ 三陸 － 1,620 986 648 100 124 -
各地 － 1,512 1,098 864 103 118 -


３　豊洲市場概況
　今週は２４日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１９日（金）週末の取引、荷もたれから買い気は今一つ。サバが反発しブリは強保合など、相場全体では小反発。２０日（土）休市前で買い気は上向き。アジが弱保合、サバは小安く、カツオは軟調など、相場全体では軟調。２２日（月）週明け買い気はおおむね順調。アジ、サバやスルメが上伸して、ブリは強保合など、相場全体では小高い。２３日（火）休市前、入荷が減ったことで買い気はまずまず。アジやサバが反落し、ブリは小安いなど、相場全体では小反落。２５日(木）休市明けだが、天候悪化で買い気は低調。アジやサバが続落し、ブリは小安いなど、相場全体では続落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根主体に入荷。前週に比べ数量は１１％増加し、価格は中型が約２割安、中小型がほぼ変わらす。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量は８％減少し、価格は３割高。イワシは千葉や石川主体に入荷。前週に比べ数量は１３％増加し、価格は４．５割安。スルメイカは富山主体に入荷。前週に比べ数量は６７％減少し、価格は１．５割高。カツオは千葉や宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は６１％増加し、価格は３割弱安。ムキカキの数量は２１％減少し、三陸産の価格は変わらず。