水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年6月3週 (6月14日～6月20日） 前年同期 （6月15日～6月21日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,261 601 255 405
　前　　　 週 　　　比 （％） 102 97 110 107
　前　年　同　期　比 （％） 96 94 95 98


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 52.8 117 ↑ 65 ↓ 各地 生 31,320 3,056 1,080 90 145 -
海外 生 8,100 3,875 2,268 107 139 -
メバチ 46.9 85 ↓ 87 ↓ 各地* 冷凍 2,916 1,071 810 99 96 -
アジ 49.2 82 ↓ 86 ↓ 長崎 中 1,404 594 432 117 96 160-180g/尾
島根ほか 中小 648 529 216 119 129 100-110g/尾
サバ 24.6 83 ↓ 72 ↓ 千葉ほか － 864 341 216 111 88 10入/5kg
イワシ 40.4 133 ↑ 90 ↓ 北海道ほか － 1,620 248 162 75 66 100-110g/尾
スルメイカ 13.0 85 ↓ 76 ↓ 石川 － 1,296 805 360 102 103 25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.4 85 ↓ 85 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 5.5 81 ↓ 172 ↑ 北海道ほか 生 - - - - - -
各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 13.9 80 ↓ 103 ↑ 北海道 マ 648 464 324 107 - -
青森ほか マコ 648 - 216 - - -
北海道 アカ 702 459 324 106 59 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 324 - 216 - - -
ハマチ 12.3 103 ↑ 108 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 983 918 101 101 5-6kg/尾
塩サケ 17.1 116 ↑ 74 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 132 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 82 -
タラ類 7.0 92 ↓ 115 ↑ 青森ほか 生 810 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 34.9 86 ↓ 122 ↑ 千葉 － 2,700 734 216 117 117 2-4kg/尾
キンメダイ 6.2 68 ↓ 85 ↓ 東京ほか － 4,320 2,182 1,080 103 94 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１４日（金）週末の取引、入荷多く買い気は低調。イワシやスルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では小反発。１５日（土）休市前の取引、雨天の影響か引き続き買い気は低調。サバやメジが値を上げる一方、スルメやブリは値を下げるなど、相場全体では小動き。１７日（月）休市明けの取引、買い気は上向き。アジやカツオ、スルメが値を上げる一方、サバやイワシ、ブリが値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。１８日（火）休市前の取引、入荷少なく荷動きは回復。サバやカツオが値を上げるなど、相場全体では小高い。２０日（木）休市明けの取引、買い気はまずまず。。アジやサバ、イワシが値を下げ、カツオは半値以下に急反落するなど、相場全体では反落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根や石川主体に入荷。数量は前週に比べ１８％減少し、価格は中型が１．５割強高、中小型は約２割高。サバは千葉や神奈川主体に入荷。数量は前週に比べ１７％減少し、価格は約１割高。イワシは北海道や千葉主体に入荷。数量は前週に比べ３３％増加し、価格は２．５割安。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ１５％減少し、価格はわずかに上昇。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ１４％減少し、価格は１．５割強高。生サンマは入荷なし。