水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年9月3週 (9月13日～9月19日） 前年同期 （9月14日～9月20日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,240 555 273 412
　前　　　 週 　　　比 （％） 101 88 122 110
　前　年　同　期　比 （％） 91 73 122 109


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 39.5 105 ↑ 106 ↑ 各地 生 15,120 5,138 2,160 68 71 -
海外 生 9,504 3,894 2,160 106 100 -
メバチ 73.2 143 ↑ 146 ↑ 各地* 冷凍 3,564 1,020 648 99 90 -
アジ 19.4 38 ↓ 37 ↓ 岩手ほか 中 2,160 950 432 205 226 200-250g/尾
長崎 中小 1,296 594 648 153 141 100-110g/尾
サバ 21.5 99 ↓ 77 ↓ 宮城 － 1,620 492 281 104 141 8-10入/5kg
イワシ 17.0 97 ↓ 67 ↓ 北海道 － 1,620 443 270 158 114 100g/尾
スルメイカ 8.4 41 ↓ 40 ↓ 北海道ほか － 1,404 1,089 540 145 124 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.2 420 ↑ 150 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 38.6 99 ↓ 25 ↓ 北海道 生 3,240 1,123 648 85 204 130g/尾
各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 6.0 72 ↓ 61 ↓ 北海道 マ 648 486 324 129 75 -
青森ほか マコ 1,296 990 432 92 - -
北海道 アカ 1,188 929 540 113 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 540 324 95 - -
ハマチ 14.0 104 ↑ 125 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 15.6 88 ↓ 84 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 854 100 82 -
タラ類 6.8 84 ↓ 96 ↓ 青森ほか 生 864 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 38.1 77 ↓ 134 ↑ 宮城 － 1,620 648 216 125 73 2-4kg/尾
キンメダイ 4.2 46 ↓ 62 ↓ 東京ほか － 3,780 2,030 1,080 102 89 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１６日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１２％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１３日（金）週末の取引、買い気は低調。アジやカツオ、スルメ、メジが値を上げる一方、ブリやサンマは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。１４日（土）連休前の取引、買い気はやや上向き。アジやイワシ、カツオ、スルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では上伸。１７日（火）連休明けの取引、買い気は低調。イワシやカツオ、スルメが値を下げるなど、相場全体では反落。１８日（水）水曜開市の取引、買い気は今一つ。サバやイワシ、カツオ、スルメが値を上げるなど、相場全体では反発。１９日（木）入荷は多くないが、買い気は振るわず。イワシが値を下げる一方、アジやスルメ、サンマが値を上げるなど、相場全体では小幅続伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が岩手や鳥取、中小型が長崎主体に入荷。数量は前週に比べ半分以下に減少し、価格は中型が約２倍に上昇、中小型は約１．５倍に上昇。サバは宮城主体に入荷。数量は前週とほぼ変わらず、価格は約０．５割高。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は約１．６倍に上昇。スルメイカは北海道や福井主体に入荷。数量は前週に比べ半分以下に減少し、価格は約１．５倍に上昇。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ２３％減少し、価格は２．５割高。サンマは北海道主体に入荷。数量は前週とほぼ変わらず、価格は生が１．５割安。