水産物の週間市況について

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2019年11月1週 (11月1日～11月7日） 前年同期 （11月2日～11月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,450 688 332 430
　前　　　 週 　　　比 （％） 121 119 130 118
　前　年　同　期　比 （％） 94 84 131 91


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 35.7 121 ↑ 91 ↓ 各地 生 17,820 8,599 1,620 101 70 -
海外 生 6,480 3,822 2,376 105 108 -
メバチ 63.5 110 ↑ 113 ↑ 各地* 冷凍 3,564 1,031 594 100 90 -
アジ 47.8 134 ↑ 65 ↓ 長崎 中 1,080 486 324 93 138 170-180g/尾
新潟ほか 中小 648 475 324 93 121 100-110g/尾
サバ 31.2 124 ↑ 79 ↓ 千葉 － 1,512 575 281 133 164 10入/5kg
イワシ 18.9 82 ↓ 170 ↑ 北海道 － 1,080 346 216 104 71 110-120g/尾
スルメイカ 6.2 103 ↑ 31 ↓ 北海道 － 1,404 1,179 972 91 131 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 7.6 362 ↑ 42 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 82.1 123 ↑ 83 ↓ 岩手ほか 生 2,700 464 324 97 143 130g/尾
北海道ほか 解凍 6,880 - 540 - - -
カレイ 11.3 147 ↑ 126 ↑ 北海道 マ 648 486 324 97 82 -
青森ほか マコ 1,296 990 324 141 183 -
北海道 アカ 1,296 851 540 111 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 527 324 118 - -
ハマチ 21.2 137 ↑ 82 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 20.1 146 ↑ 91 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 82 -
タラ類 19.0 133 ↑ 83 ↓ 岩手ほか 生 1,512 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 13.8 139 ↑ 125 ↑ 宮城 － 3,240 972 324 67 84 3-4kg/尾
キンメダイ 8.3 173 ↑ 81 ↓ 東京ほか － 4,320 2,765 1,080 105 128 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 8.6 139 ↑ 69 ↓ 三陸 － 3,780 2,441 1,188 118 123 -
各地 － 2,484 1,616 1,080 103 94 -


３　豊洲市場概況
　今週は４日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１９％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１日（金）月初めの取引、買い気はやや上向き。アジやイワシ、ブリ、メジ、サンマが保合など、相場全体では保合。２日（土）連休前の取引、買い気はまずまず。サバやイワシが値を上げる一方、カツオやスルメが値を下げるなど、相場全体では小動き。５日（火）連休明けの取引、買い気は低調。イワシやブリが値を上げるなど、相場全体では堅調。６日（水）水曜市の取引、買い気は引き続き低調。アジやサバが値を上げる一方、スルメやブリ、サンマが値を下げるなど、相場全体では小動き。７日（木）週半ばの取引、買い気は引き続き低調。イワシが値を上げる一方、アジやメジが値を下げるなど、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟や石川主体に入荷、前週に比べ数量は３４％増加し、価格は中型、中小型ともに０．５割強安。サバは千葉主体に入荷、前週に比べ数量は２４％増加し、価格は３．５割弱高。イワシは北海道主体に入荷、前週に比べ数量は１８％減少し、価格は約０．５割高。スルメイカは北海道主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに増加し、価格は約１割安。カツオは宮城主体に入荷、前週に比べ数量は３９％増加し、価格は３．５割弱安。生サンマは岩手や北海道主体に入荷、価格はわずかに下落。ムキカキの数量は３９％増加し、三陸産の価格は２割弱高。