水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年6月5週 (6月26日～7月2日） 前年同期 （6月28日～7月4日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,422 611 390 421
　前　　　 週 　　　比 （％） 110 93 173 101
　前　年　同　期　比 （％） 106 101 122 101


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.8 77 ↓ 124 ↑ 各地 生 15,120 2,401 1,404 98 62 -
海外 生 - - - - - -
メバチ 56.8 118 ↑ 113 ↑ 各地* 冷凍 2,700 819 486 100 77 -
アジ 50.7 108 ↑ 84 ↓ 千葉ほか 中 1,188 497 324 82 90 170-250g/尾
長崎ほか 中小 648 443 324 80 111 110-120g/尾
サバ 26.4 85 ↓ 103 ↑ 千葉 － 864 255 216 97 83 8-10入/5kg
イワシ 45.8 108 ↑ 98 ↓ 千葉 － 864 328 216 95 99 120-130g/尾
スルメイカ 31.3 89 ↓ 164 ↑ 石川 － 1,037 609 432 97 81 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.2 120 ↑ 39 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 3.7 119 ↑ 74 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 13.0 65 ↓ 85 ↓ 北海道 マ 648 400 216 99 80 -
青森ほか マコ 756 421 270 97 74 -
北海道 アカ 864 648 432 126 109 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 20.9 100 173 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 95 79 5-6kg/尾
塩サケ 19.1 139 ↑ 132 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 9.0 98 ↓ 130 ↑ 岩手ほか 生 - 648 - 100 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 39.7 120 ↑ 153 ↑ 宮城ほか － 756 497 270 105 68 3-5kg/尾
キンメダイ 6.0 48 ↓ 74 ↓ 東京ほか － 2,700 1,620 1,080 96 90 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２６日（金）週末の取引、買い気は依然振るわなかった。イワシが２－３割反発、サバは小幅上伸、カツオは３－４割下落、スルメは小幅続落、相場全体ではまちまち。２７日（土）休市前の取引、買い気はやや上向き。スルメが２－３割反発、アジはしっかり、サバは強保合、カツオとブリはともに保合、相場全体では強保合。２９日（月）休市明けの取引、天候も良く荷動きは比較的順調。イワシは２割下落、メジもおおむね下落、サバは弱保合、相場全体では、小安い。３０日（火）休市前の取引、月末市で天候の悪化予報もあり買い気は低調。イワシとサバが堅調、ブリはしっかり、メジは強保合、相場全体では小動き。２日（木）休市明けの取引、比較的順調な入荷だが買い気はいまひとつ。スルメが３－４割反発、メジは３割上伸、アジは堅調、カツオは小動き、相場全体ではしっかり。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が千葉や長崎、中小型が長崎や千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ８％増加し、価格は中型が２割弱安、中小型が２割安。サバは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ１５％減少し、価格はわずかに下落。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ８％増加し、価格は０．５割安。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ１１％減少し、価格はわずかに下落。カツオは宮城や千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ２０％増加し、価格は０．５割高。