水産物の週間市況について

０3（３５２０）８２６１～８２６２

2020年12月3週 (12月18日～12月24日） 前年同期 （12月20日～12月26日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,447 593 292 562
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 92 83 146
　前　年　同　期　比 （％） 101 107 88 104


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 49.0 108 ↑ 103 ↑ 各地 生 29,160 4,497 1,728 81 65 -
海外 生 6,696 2,930 2,160 89 55 -
メバチ 55.7 90 ↓ 76 ↓ 各地* 冷凍 3,024 915 594 101 87 -
アジ 31.5 61 ↓ 104 ↑ 長崎 中 3,240 983 324 228 192 160-180g/尾
長崎 中小 648 594 540 122 100 110-120g/尾
サバ 36.3 97 ↓ 133 ↑ 岩手 － 648 341 173 87 87 7-8入/5kg
イワシ 12.7 83 ↓ 64 ↓ 岩手 － 1,080 691 216 171 142 100-110g/尾
スルメイカ 11.8 78 ↓ 74 ↓ 青森 － 1,339 1,136 648 110 123 15入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.2 133 ↑ 291 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 3.3 41 ↓ 103 ↑ - 生 - - - - - -
北海道ほか 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 7.2 40 ↓ 71 ↓ 北海道 マ 648 405 324 98 - -
青森ほか マコ 432 378 324 76 64 -
北海道 アカ 756 630 540 99 109 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 810 527 216 152 122 -
ハマチ 60.4 121 ↑ 160 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 87 5-6kg/尾
塩サケ 22.6 125 ↑ 132 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 26.5 80 ↓ 114 ↑ 岩手ほか 生 1,620 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.3 43 ↓ 192 ↑ 鹿児島 － 3,780 1,555 486 148 76 4-5kg/尾
キンメダイ 5.5 66 ↓ 106 ↑ 千葉ほか － 5,400 2,182 1,080 112 99 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.1 100 142 ↑ 三陸 － 3,888 2,374 1,296 121 128 -
各地 － 2,700 2,614 864 101 179 -


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１８日（金）[週末の取引、買い気は振るわなかった。アジが３－４割続伸、イワシは３－４割反発、カツオは続堅調、サバは弱保合、相場全体では堅調。]、１９日（土）[休市前の取引、全般に絶対量が少なく前荷薄もあり底堅い展開。アジ、イワシが堅調、マサバは強保合、スルメも高値継続、相場全体では強保合。]、２１日（月）[週明けの取引、買い気はまずまず。スルメが１－２割下落、イワシは小安い、アジは軟調、メジはしっかり、相場全体では軟調。]、２２日（火）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。アジが３－５割上昇、イワシは半値近くに続落、ブリは小安く、相場全体では続軟調。]、２４日（木）[休市明けの取引、鮮魚類の荷動きは良くなかった。アジが半値ほどに反落、イワシは３－４割続落、メジは３－４割、スルメは２割それぞれ下落、相場全体では下落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は３９％減少し、価格は中型が約２．３倍に上昇、中小型が２割強高。サバは岩手を主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに減少し、価格は１．５割弱安。イワシは岩手を主体に入荷、前週に比べ数量は１７％減少し、価格は約７割高。スルメイカは青森主体に入荷し、前週に比べ数量は２２％減少し、価格は１割高。カツオは鹿児島を主体に入荷、前週に比べ数量は５７％減少し、価格は５割弱高。生サンマは入荷なし。ムキカキの数量はほぼ変わらず、三陸産の価格は約２割高。