水産物の週間市況について

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2021年10月4週 (10月22日～10月28日） 前年同期 （10月23日～10月29日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,203 642 217 344
　前　　　 週 　　　比 （％） 103 105 97 103
　前　年　同　期　比 （％） 93 101 70 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 41.5 98 ↓ 113 ↑ 各地 生 10,800 5,756 1,944 134 144 -
海外 生 5,400 3,697 2,916 108 107 -
メバチ 40.0 100 69 ↓ 各地* 冷凍 2,484 1,177 972 100 136 -
アジ 31.6 112 ↑ 76 ↓ 鳥取 中 1,404 842 432 96 156 160-200g/尾
新潟 中小 1,080 542 259 97 167 100-120g/尾
サバ 26.3 83 ↓ 81 ↓ 青森 － 864 486 259 96 131 8-10入/5kg
イワシ 12.9 83 ↓ 105 ↑ 宮城ほか － 1,620 328 216 80 56 70-90g/尾
スルメイカ 10.2 78 ↓ 97 ↓ 長崎 － 1,512 1,262 756 107 116 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.5 109 ↑ 78 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 26.4 73 ↓ 57 ↓ 北海道ほか 生 4,320 1,361 756 111 185 120-130g/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 8.1 96 ↓ 125 ↑ 北海道 マ 864 648 432 104 140 -
青森ほか マコ 1,620 1,512 324 311 175 -
北海道 アカ 1,620 1,080 540 86 119 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 648 216 86 150 -
ハマチ 11.4 109 ↑ 41 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 30.6 205 ↑ 188 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 864 756 540 109 78 -
タラ類 27.4 111 ↑ 157 ↑ 岩手ほか 生 1,296 - 594 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 21.5 82 ↓ 87 ↓ 宮城 － 2,160 756 270 88 146 3-5kg/尾
キンメダイ 4.5 64 ↓ 67 ↓ 静岡ほか － 5,400 1,814 1,404 112 77 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 9.8 121 ↑ 89 ↓ 三陸 － 3,024 2,076 1,296 117 121 -
各地 － 2,160 - 972 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２２日（金）[週末の取引、雨市で買い気は低調。カツオが２－５割、スルメは１－３割反発、サバ、ブリは堅調、アジは反落、サンマは小動き、相場全体では堅調。]、２３日（土）[休市前の取引、前荷薄に加え目先の入荷も少ない見通しから買い急がれ、ほぼ全面高の取引。アジ、サバが堅調、カツオ、メジは小幅続伸、サンマはストック品が大半ながら下げ渋り、相場全体では続堅調。]、２５日（月）[週明けの取引、買い気はやや上向き。アジが続堅調、イワシは小高く、サンマは強保合、サバは小安く、メジは軟調、相場全体では小動き。]、２６日（火）[休市前の取引、雨市で買い気は弱かった。サンマが３－５割、メジはおおむね上伸、サバは１－２割反発、カツオは堅調、アジは１－３割下落、イワシは軟調、相場全体では小高い。]、２８日（木）[休市明けの取引、入荷は増えたが天候も回復し荷動きはまずまず。アジが２－３割続落、サンマは２割反落、スルメは１－２割下落、カツオはしっかり、相場全体では小反落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が鳥取、中小型は新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は１２％増加し、価格は中型が約０．５割安、中小型がわずかに下落。サバは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は１７％減少し、価格は約０．５割安。イワシは宮城や北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は１７％減少し、価格は２割安。スルメイカは長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は２２％減少し、価格は０．５割強高。カツオは宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は１８％減少し、価格は１割強安。生サンマは北海道や岩手を主体に入荷、価格は約１割高。ムキカキの数量は２１％増加し、三陸産の価格は１．５割強高。