水産物の週間市況について

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2021年11月1週 (10月29日～11月4日） 前年同期 （10月30日～11月5日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,374 674 330 369
　前　　　 週 　　　比 （％） 114 105 152 108
　前　年　同　期　比 （％） 97 104 90 91


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 43.5 105 ↑ 101 ↑ 各地 生 8,640 3,961 1,620 69 98 -
海外 生 4,644 3,421 2,916 93 96 -
メバチ 49.3 123 ↑ 98 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,183 972 101 136 -
アジ 56.0 177 ↑ 147 ↑ 鳥取ほか 中 648 454 324 54 78 160-200g/尾
新潟 中小 540 330 259 61 68 100-120g/尾
サバ 37.1 141 ↑ 136 ↑ 青森 － 864 378 216 78 112 8-10入/5kg
イワシ 12.9 100 79 ↓ 北海道ほか － 540 367 216 112 74 70-90g/尾
スルメイカ 8.6 84 ↓ 48 ↓ 長崎 － 1,620 1,357 713 108 130 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.5 100 11 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 25.7 97 ↓ 51 ↓ 岩手ほか 生 4,320 1,145 864 84 163 120-130g/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 8.5 105 ↑ 113 ↑ 北海道 マ 756 513 324 79 101 -
青森ほか マコ 1,296 - 324 - - -
北海道 アカ 1,620 972 432 90 104 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 613 216 95 175 -
ハマチ 12.6 111 ↑ 35 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 21.3 70 ↓ 96 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 864 756 540 100 78 -
タラ類 27.6 101 ↑ 143 ↑ 岩手ほか 生 1,242 - 270 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 20.3 94 ↓ 94 ↓ 宮城 － 2,700 767 270 101 129 3-5kg/尾
キンメダイ 5.8 129 ↑ 72 ↓ 静岡ほか － 5,400 1,793 1,080 99 85 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 10.3 105 ↑ 87 ↓ 三陸 － 2,916 2,069 1,512 100 102 -
各地 － 2,484 - 1,080 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２９日（金）[週末の取引、需要が期待されたが買い一服から全般に売れ行きは鈍かった。サンマ、アジが小幅続落、サバは２割ほど下落、イワシ、スルメも幾分値を下げ、相場全体では小幅続落。]、３０日（土）[休市前の取引、月末が近く買い気は鈍かった。スルメが２割反発、アジ、カツオは強保合、ブリは小安く、サバは小甘い、相場全体では強保合。]、１日（月）[週明けの取引、月替わりも重なり買い気は幾分上向き。サバが１－３割上伸、スルメは１－２割続伸、ブリは１－２割反発、アジは１－２割下落、カツオは軟調、相場全体では堅調。]、２日（火）[休市前の取引、荷余り感から買い気は後退。サバが２割反落、アジは１－２割続落、イワシ、メジは軟調、ブリは弱保合、サンマはまちまち、相場全体では軟調。]、４日（木）[休市明けの取引、買い気は幾分上向き。カツオが２－５割上伸、サンマは堅調、アジ、メジは強保合、サバは２－３割続落、ブリは小動き、相場全体では強保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が鳥取や長崎、中小型は新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は７７％増加し、価格は中型が約４．５割安、中小型が約４割安。サバは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は４１％増加し、価格は２割強安。イワシは北海道や宮城を主体に入荷、前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は１割強高。スルメイカは長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は１６％減少し、価格は１割弱高。カツオは宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は６％減少し、価格はほぼ変わらず。生サンマは岩手や宮城を主体に入荷、価格は約１．５割安。ムキカキの数量は５％増加し、三陸産の価格はほぼ変わらず。