水産物の週間市況について

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2021年12月3週 (12月17日～12月23日） 前年同期 （12月18日～12月24日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,392 640 286 466
　前　　　 週 　　　比 （％） 102 96 86 127
　前　年　同　期　比 （％） 96 108 98 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 46.9 96 ↓ 96 ↓ 各地 生 15,660 6,959 2,160 145 155 -
海外 生 5,400 4,023 3,240 116 137 -
メバチ 47.2 61 ↓ 85 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,244 1,026 101 136 -
アジ 49.4 84 ↓ 157 ↑ 長崎 中 1,404 713 216 176 73 160-180g/尾
新潟 中小 324 270 216 78 45 80-90g/尾
サバ 41.4 96 ↓ 114 ↑ 千葉ほか － 864 346 173 100 101 7-8入/5kg
イワシ 18.2 200 ↑ 143 ↑ 岩手 － 1,296 616 216 100 89 90-120g/尾
スルメイカ 6.8 97 ↓ 58 ↓ 静岡 － 1,620 1,134 648 102 100 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.6 128 ↑ 144 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.9 50 ↓ 58 ↓ - 生 - - - - - -
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 14.5 54 ↓ 201 ↑ 北海道 マ 432 378 324 100 93 -
青森ほか マコ 756 594 324 97 157 -
北海道 アカ 1,080 594 324 72 94 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 432 216 85 82 -
ハマチ 30.3 118 ↑ 50 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 23.6 119 ↑ 104 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 864 117 106 -
タラ類 28.6 89 ↓ 108 ↑ 岩手ほか 生 1,512 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 5.6 65 ↓ 243 ↑ 長崎 － 5,400 1,166 432 129 75 4-5kg/尾
キンメダイ 7.7 122 ↑ 140 ↑ 静岡ほか － 6,480 1,884 1,296 97 86 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 17.4 107 ↑ 108 ↑ 三陸 － 3,024 2,145 1,404 124 90 -
各地 － 1,944 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１７日（金）[週末の取引、雨市で買い気は低調。アジが１－２割上伸、イワシ、メジは堅調、カツオは強保合、ブリは１割下落、スルメは小安い、相場全体では小動き。]、１８日（土）[休市前の取引、買い気はやや上向き。サバが１－３割下落、スルメは弱保合、カツオは２－３割上伸、アジは１－２割続伸、相場全体では堅調。]、２０日（月）[週明けの取引、入荷も少なく買い気はまずまず。アジが４－５割続伸、メジは堅調、ブリは２－３割下落、サバは弱保合、相場全体では小動き。]、２１日（火）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。アジが浜高を受け３－６割続伸、カツオは１－２割上伸、サバは強保合、ブリは２割続落、メジは弱保合、相場全体ではまちまち。]、２３日（木）[休市明けの取引、入荷増に加え高値だった火曜日からの反動もあり総じて小安い値動き。アジの下げ足が速まり、サバ、イワシもやや値下がり、カツオは小反落、相場全体では小幅下落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は１６％減少し、価格は中型が約７．５割高、中小型が２割強安。サバは千葉や岩手を主体に入荷、前週に比べ数量は４％減少し、価格はほぼ変わらず。イワシは岩手を主体に入荷、前週に比べ数量は２倍に増加し、価格はほぼ変わらず。スルメイカは静岡を主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに減少し、価格はわずかに上昇。カツオは長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は３５％減少し、価格は約３割高。生サンマは入荷なし。ムキカキの数量は７％増加し、三陸産の価格は約２．５割高。