水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年2月4週 (2月25日～3月3日） 前年同期 （2月26日～3月4日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,227 586 289 352
　前　　　 週 　　　比 （％） 127 129 148 110
　前　年　同　期　比 （％） 89 96 84 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 55.6 157 ↑ 114 ↑ 各地 生 8,640 3,386 1,620 105 104 -
海外 生 1,620 1,296 1,080 - 32 -
メバチ 38.6 120 ↑ 87 ↓ 各地* 冷凍 2,484 1,261 1,026 100 145 -
アジ 47.3 197 ↑ 113 ↑ 長崎 中 1,404 518 324 54 100 160-180g/尾
- 中小 - - - - - -
サバ 39.7 107 ↑ 81 ↓ 富山 － 1,080 324 216 67 157 7-10入/5kg
イワシ 29.0 129 ↑ 151 ↑ 石川 － 1,080 335 216 62 88 100-120g/尾
スルメイカ 8.2 101 ↑ 65 ↓ 静岡 － 1,404 1,024 540 122 113 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 100 133 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.6 89 ↓ 94 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 9.7 87 ↓ 63 ↓ 北海道 マ - 324 - 81 50 -
宮城ほか マコ 1,296 864 324 133 - -
北海道 アカ 1,296 864 432 126 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 311 216 66 72 -
ハマチ 18.4 94 ↓ 41 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 15.6 98 ↓ 67 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 166 -
タラ類 15.3 60 ↓ 86 ↓ 岩手ほか 生 1,296 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 13.1 374 ↑ 62 ↓ 鹿児島 － 2,700 842 432 54 241 4-7kg/尾
キンメダイ 6.3 105 ↑ 71 ↓ 静岡ほか － 4,644 1,748 1,296 97 108 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 12.9 83 ↓ 93 ↓ 三陸 － 2,700 1,494 864 92 123 -
各地 － 1,404 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２９％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２５日（金）[週末の取引、全体の入荷が減り荷動きはやや回復。アジが２－３割、カツオは１－３割の下落、サバは１－２割続落、イワシは軟調、相場全体では下落。]、２６日（土）[休市前の取引、入荷増で買い気は後退。スルメが浜高を受けて２－３割上伸、カツオは堅調、イワシは２－３割、ブリは１－２割の下落、相場全体では小動き。]、２８日（月）[週明けの取引、月末市で買い気は振るわなかった。アジが２－３割、カツオは２割の下落、スルメは軟調、ブリは小動き、相場全体では軟調。]、１日（火）[休市前の取引、月替わりで入荷が減ったこともあり、買い気は上向き。イワシが２－３割上伸、スルメは小高い、アジ、サバは強保合、カツオは小幅続落、相場全体では強保合。]、３日（木）[休市明けの取引、潤沢入荷で買い気は弱め。アジが１－３割上伸、イワシは強保合、スルメは１－２割反落、サバ、メジは軟調、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は９７％増加し、価格は中型が約４．５割安。サバは富山を主体に入荷。前週に比べ数量は７％増加し、価格は３．５割弱安。イワシは石川を主体に入荷。前週に比べ数量は２９％増加し、価格は４割弱安。スルメイカは静岡を主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は２割強高。カツオは鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は約３．７倍に増加し、価格は約４．５割安。ムキカキの数量は１７％減少し、三陸産の価格は１割弱安。