水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年5月2週 (5月6日～5月12日） 前年同期 (5月7日～5月13日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,346 721 286 340
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 93 81
　前　年　同　期　比 （％） 113 117 118 101


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 58.7 100 128 ↑ 各地 生 10,044 3,274 1,620 96 89 -
海外 生 5,184 3,912 2,700 98 111 -
メバチ 66.9 181 ↑ 148 ↑ 各地* 冷凍 3,024 1,274 1,026 100 137 -
アジ 72.0 256 ↑ 119 ↑ 長崎 中 1,404 454 270 33 87 160-180g/尾
高知 中小 756 518 432 64 137 100-110g/尾
サバ 25.4 150 ↑ 90 ↓ 長崎 － 864 378 216 61 167 7-10入/5kg
イワシ 22.9 111 ↑ 78 ↓ 千葉 － 648 259 162 65 125 100-110g/尾
スルメイカ 12.3 94 ↓ 205 ↑ 富山 － 1,512 661 540 64 66 ２0入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 37 ↓ 92 ↓ 各地 － 1,080 810 -
サンマ 2.0 80 ↓ 133 ↑ 各地 解凍 1,188 540 -
カレイ 15.3 67 ↓ 111 ↑ 北海道 マ 540 468 324 104 117 -
宮城ほか マコ 648 648 270 141 218 -
北海道 アカ 540 432 324 100 62 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 118 -
ハマチ 12.2 74 ↓ 103 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 19.0 71 ↓ 129 ↑ 北海道 トキ -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 8.0 82 ↓ 114 ↑ 岩手ほか 生 756 432 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,404 864 4-7枚入/5kg
カツオ 55.0 234 ↑ 152 ↑ 千葉 － 1,404 497 270 49 135 ２-5kg/尾
キンメダイ 11.0 196 ↑ 122 ↑ 静岡ほか － 4,320 1,685 972 100 104 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、６日（金）、連休明けで買い気は順調。アジが半値以下に急反落、カツオが４－５割急落、ブリが２－３割反落、メジは軟調、イワシは小甘い、スルメはまちまち、サバは保合。相場全体では下落。７日（土）、連休前からの高値続きの反動で、相場はほぼ全面安の展開。アジ、イワシが２－３割続落、カツオ、ブリが小幅続落、サバの下げ足は早まり、スルメは弱保合。相場全体では続落。９日（月）、休市明けの取引、天候の悪化で買い気は低調。ブリが小反発、カツオは堅調、スルメは強保合、メジは軟調、サバは弱保合、イワシが小動き、アジは保合。相場全体では小動き。１０日（火）、休市前で入荷が減り、荷動きは幾分上向き。アジ、イワシが２割、サバが１－２割下落、メジは弱保合、ブリは小幅続伸、スルメは堅調、カツオは保合。相場全体では軟調。１２日（木）、休市明けの取引、入荷増と天候の悪化予報で買い気は低調。アジが２－３割反発、ブリは堅調、イワシはしっかり、スルメ、カツオは１－２割下落、メジは軟調、サバは保合。相場全体ではまちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が高知主体に入荷。数量は前週に比べ１５６％増加し、価格は中型が６．５割強安、中小型が３．５割強安。サバは長崎主体に入荷。数量は前週に比べ５０％増加し、価格は４割弱安。イワシは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ１１％増加し、価格は３．５割安。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ６％減少し、価格は３．５割強安。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ１３４％増加し、価格は５割強安。