水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年8月1週 (7月29日～8月4日） 前年同期 (7月30日～8月5日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,100 491 292 316
　前　　　 週 　　　比 （％） 121 182 119
　前　年　同　期　比 （％） 91 91 90 91


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 29.6 96 ↓ 67 ↓ 各地 生 17,280 4,911 1,080 101 156 -
海外 生 9,504 6,387 3,240 124 166 -
メバチ 40.5 102 ↑ 71 ↓ 各地* 冷凍 2,484 1,306 1,080 101 114 -
アジ 40.1 95 ↓ 70 ↓ 長崎 中 1,512 745 432 101 157 160-180g/尾
静岡 中小 972 562 324 138 118 100-110g/尾
サバ 18.2 92 ↓ 90 ↓ 岩手 － 756 367 216 111 101 7-10入/5kg
イワシ 24.7 105 ↑ 88 ↓ 鳥取 － 648 378 216 113 92 100-110g/尾
スルメイカ 29.9 128 ↑ 152 ↑ 石川 － 972 691 540 82 84 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 124 ↑ 131 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 4.6 307 ↑ 256 ↑ 各地 解凍 1,620 - 756 - - -
カレイ 9.3 131 ↑ 145 ↑ 北海道 マ 648 540 324 111 86 -
宮城ほか マコ 1,296 - 216 - - -
北海道 アカ 864 702 540 91 72 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 5.4 100 63 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,620 1,566 1,512 100 141 5-6kg/尾
塩サケ 24.8 133 ↑ 125 ↑ 北海道 トキ 4,536 4,320 3,780 100 - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 4.5 78 ↓ 73 ↓ 岩手ほか 生 864 - 594 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,404 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 23.7 83 ↓ 40 ↓ 宮城 － 1,944 648 324 91 187 3-5kg/尾
キンメダイ 8.7 124 ↑ 150 ↑ 東京ほか － 6,480 1,966 1,620 102 136 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２９日（金）、週末の取引、入荷増で買い気は弱め。イワシが２割上伸、ブリはしっかり、アジは１－２割続落、カツオは小安い、サバは軟調、スルメは小甘い、メジは保合。相場全体では軟調。３０日（土）、月末の取引、入荷水準が低く荷動きはおおむね良好。アジ、サバが小反発、カツオがしっかり、スルメは小幅下落、ブリは小動き、メジは弱保合、イワシは保合。相場全体では小反発。１日（月）、週明けの取引、買い気はやや上向き。ブリが２－３割、メジが１－３割、イワシが１－２割上伸、カツオは堅調、スルメは強保合、サバは軟調、アジは弱保合。相場全体では堅調。２日（火）、休市前の取引、買い気はまずまず。サバは小高い、アジは堅調、カツオは小安い、スルメは軟調、メジは弱保合、ブリは保合。相場全体では小動き。４日（木）、休市明けの取引、降雨予報で買い気は低調。アジが５－８割急伸、カツオは１－３割反発、スルメは１－２割上伸、イワシは堅調、サバは２－３割反落、ブリは弱保合、メジは小動き。相場全体では上伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が静岡主体に入荷。数量は前週に比べ５％減少し、価格は中型がほぼ変わらず、中小型が４割弱高。サバは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ８％減少し、価格は１割強高。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ５％増加し、価格は１．５割弱高。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ２８％増加し、価格は２割弱安。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ１７％減少し、価格は１割弱安。