水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年7月1週 (6月30日～7月6日） 前年同期 (7月1日～7月7日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,162 520 345 297
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 95 118 111
　前　年　同　期　比 （％） 96 93 116 84


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 46.8 112 ↑ 86 ↓ 各地 生 18,360 4,243 2,160 118 116 -
海外 生 9,180 6,372 3,564 131 84 -
メバチ 45.8 102 ↑ 108 ↑ 各地* 冷凍 2,808 1,066 756 100 80 -
アジ 35.7 81 ↓ 85 ↓ 長崎 中 1,404 929 648 116 132 180-200g/尾
新潟 中小 972 459 216 148 99 80-110g/尾
サバ 22.1 87 ↓ 118 ↑ 岩手 － 648 378 216 106 95 7-10入/5kg
イワシ 12.2 34 ↓ 29 ↓ 鳥取 － 756 395 324 118 122 100-110g/尾
スルメイカ 5.9 76 ↓ 22 ↓ 石川 － 1,944 1,598 1,296 140 182 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 146 ↑ 100 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.3 163 ↑ 76 ↓ 各地 解凍 1,296 1,296 756 100 - -
カレイ 12.3 128 ↑ 98 ↓ 北海道 マ 756 540 324 105 111 -
青森ほか マコ 1,080 - 324 - - -
北海道 アカ 864 702 540 134 120 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 9.5 98 ↓ 161 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,512 1,350 1,188 100 86 5-6kg/尾
塩サケ 20.1 109 ↑ 76 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 - -
タラ類 3.7 93 ↓ 69 ↓ 岩手ほか 生 594 - 486 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,404 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 40.2 116 ↑ 114 ↑ 宮城 － 2,484 605 270 93 68 2-2.5kg/尾
キンメダイ 8.7 82 ↓ 105 ↑ 東京ほか － 4,968 1,728 1,080 96 95 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は５日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の減少。
　３０日（金）、週末の取引、買い気は後退。カツオが小幅続落、ブリが続軟調、イワシは小安い、サバは弱保合、アジとスルメは伸び悩んだ。相場全体では小安い。１日（土）、休市前の取引、買い気は上向き。アジとスルメが小幅上伸、カツオとイワシが反発、ブリは幾分値を戻し、サバは保合った。相場全体では小反発。３日（月）、休市明けの取引、買い気は振るわなかった。ブリが小幅ながら続伸、カツオは堅調、サバはしっかり、アジは強保合、スルメは小動き、イワシとメジはともに保合。相場全体ではしっかり。４日（火）、休市前の取引、買い気はやや上向き。メジが２－３割下落、ブリは１－２割反落、イワシとカツオはともに軟調、サバは１－２割上伸、アジはしっかり、スルメは強保合。相場全体では軟調。６日（木）、休市明けの取引、荷動きは低調。カツオが１－３割下落し、アジは１－２割下落、サバは弱保合、スルメは小高く、メジは堅調、ブリはまちまち、イワシは保合った。相場全体では続軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟主体に入荷。数量は前週に比べ１９％減少し、価格は中型が１．５割強高、中小型が５割弱高。サバは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ１３％減少し、価格は０．５割強高。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ６６％減少し、価格は２割弱高。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ２４％減少し、価格は４割高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ１６％増加し、価格は０．５割強安。